渋谷 和泉鮨
世の中には確実に「会社レート」という別の通貨があって、それを利用する店も銀座や赤坂にごまんとある。
ワタクシの吹かなくても飛ぶ会社にも十年ほど前に税務署が追い剥ぎにやってきて、こんなに接待交際費が少なかったら仕事ももらえんだろうがボケ、じゃぶじゃぶ接待費使ってじゃんじゃん稼いでバカスカ税金払えよといわれた。
普通、逆だろ?
ともかく、ワタクシの会社は接待なんか絶対しない、というか
できない(´д`)。
だけど接待受けるのは大好きだ(´д`)。
そんなこんなで久しぶりに接待いただけるという奇特な御仁にめぐりあい、いそいそ渋谷へ。井の頭線と246に挟まれた狭い陣地にならぶ馬脚ラの隙間にある和泉鮨の店先にはめずらしくサンプルがおいてあって、にぎり1500とか上にぎり2500とかまっとうな値段が掲げられる。やっぱ渋谷じゃ接待ってたってこんなもんだわな。
うわあ、
おいし~い。
こんなでっかい
たまごやきを
巻かれた中の三つ葉がしっかりしゃきしゃき。
出汁もうまいがほんのりした甘みが抜群!
あと、あおやぎの煮付けも突き出しに。
そんなもん、といわずまあ、喰うてみなはれ。
ウマいんよ、これまた。
オトナの鮨はこうです。
ああ、トロが溶けるわぁ。
いよいよお鮨ですが前夜の酒がたたって食欲がない。
でも。やっぱり喰いたいからすこしだけつまむ。
あんまりうまそうなので
一貫喰ってしまってから撮影。
うまいよ。
すごくうまい。
あと穴子。あまりにうまそうなので二貫とも喰ってしまった。
以上。
大して喰ってない。
2軒目へいきましょう、と御仁が支払いをする伝票がちらと見えた。
頭の数字が2、だ!
ひとり、1万オーバーだよ~
表のサンプルの値段はなんだったんだ?
となりでひとり、鮑だの数の子だのを喰ってたオヤジはいくら払うんだ?!
その隣でうにだトロだと食い散らす馬脚ラ嬢と同伴してるオヤジわっ?!!
会社レートとは知らずに飛び込んだら3ヶ月後悔しなけりゃならない。
それでもよければぜひ、どうぞ。
ウマイよ~
東京都渋谷区道玄坂1-5-5
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