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2006年5月14日 (日)

岩手 花巻、大畠家のもりそば

岩手でそば、といえばわんこそば。汁椀につぎからつぎへと少量のそばを投げ入れられ、それを100杯とか喰うやつ。実はわんこそばをやってるところは見たことはないけれど、この店がその元祖、といわれてます。予約をすればわんこそばもやってもらえるみたい。

_img_3028 こんな店構え。ちょっとした名店っぽく写ってますがそんなことはありません。

さびれた商店街のはずれの古びた民家。中にはいるといよいよ古びてます。近所のおばさんが5、6人、忙しそうにそばを運びます。

_img_3030 コレです、うまそうでしょ?

ウマいんです!

ワタクシはもりそばを3枚。1枚350えんなので3枚喰っても1050えん。

どういうんだろう、こしが強いわけでない、こしがないわけでももちろんない。どこのそばにも似ていない独特ののどごしがたまらんです。

タレは甘め。東京の名店のようにべらぼうに濃いわけでなく、そば全体をタレに浸して楽しめます。でもそれがまたいいんだわ。薬味はもみじおろしとねぎ。

向こうのおっさんはざる2枚にたまごとじ(あったかいそばにふわふわのたまごが鉢一面)。

ざるもうまそうですがここのそばはやっぱりのどごしに力点が入るので海苔はじゃまだと思うん。あったかいそばも少々やわらかくなりすぎで、つゆはつけダレとはまったく正反対に醤油っけがつよく少々しょっぱいです。

蕎麦湯はもうとろとろ。甘いタレに残るもみじおろしの辛味とベストマッチで、何杯も飲んでしまう。ほんとうにおいしいです。

大畠家

(不定休、そば売り切れで閉店。だいたい2時頃までらしいです)

岩手県花巻市豊沢町5-1

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