銀座8丁目、かめやの立ち食いそば
立ち食い王国、おやぢ天国、新橋寄りの銀座8丁目。東京中に点在するかめや。
ほぼ揚げたての天ぷら、
出汁がしっかりしてることがわかるかえし。
だけど、このかえしがしょっぱい。
去年のいまごろこのかえしで荒らした唇がこのまま一生がさがさのままだ。
それから一年ぶりにまたがさがさにしてまった。
東京都中央区銀座8-5
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立ち食い王国、おやぢ天国、新橋寄りの銀座8丁目。東京中に点在するかめや。
ほぼ揚げたての天ぷら、
出汁がしっかりしてることがわかるかえし。
だけど、このかえしがしょっぱい。
去年のいまごろこのかえしで荒らした唇がこのまま一生がさがさのままだ。
それから一年ぶりにまたがさがさにしてまった。
東京都中央区銀座8-5
2年ほど前から餃子がウマーというウワサを聞いていたこの店。地元の人が「鐘紡通り」と呼ぶ幹線道路沿いの中華屋だ。
つるっとした皮、パリっと焼けた焼き面。
餡も野菜がメインで、ウマい。
ごまタレがフツーにウマいので隠れがちだけど
蒸し鶏もよくできてます。
ミルク炒め、という微妙なネーミング。
海老マヨと似る食感。
控えめのオイスターソースと片栗粉が
ステキ。
さらに、肉団子と青菜のスープ、チャーハン、ラーメンも食った。
ウマいよー。
でも、ここんとこ、ウマいもん喰いすぎてるので。
この程度では、もうイケないカラダになっちゃいました。
もっとぉおお~ もっとハゲしくしてぇ~~
香蘭
静岡県静岡市駿河区曲金2丁目2-20
シンガポールのチャイナタウン、スミスアベニューの両側には魅力的な店が並ぶ。飛び込んだ小さな店の奥から走り出してきたのは恰幅のよい小学生男子。。
あ、あやしい。。。
し、しまった。。
英語と中国語とどっち?英語ならボクが聞くよ。おかあさんもおねいさんも英語できないんだ。海老が喰いたい?鶏?なんでもウマいよ。あ、サカナ?竹蒸しがいい?あ、今日はこの魚ないんだ。コレに似てるんだったらイエローフィッシュの甘酢がいいよ。え?蒸したほがいい?うん、わかったおとうさんに聞いてみる。おとうさーーーん、イエローフィッシュって蒸せる?あ、できるって。あとなに?なに?なになに?
結局、パパ、ママ、ねえさん、ボクの4人で店をやってる。ボクは、早口でワタクシの注文を聞いてしまうとさっさとまかない喰いながらネットで遊んでる。くだらん喰いもんブログでもやってるのかっ?
早い時間なので、客はいない。いや、遅くなってもこの店には客はダレ一人こないんじゃないか??なんてったってパパ、ママ、ねえさん、ボクの4人でやってるパパママレストランだ。。。
きゅうりとピーナツ
きゅうりは醤油のようなものに浸ってる。ピーナツはタレで煮てあるようだ。
これを交互に喰いながらタイガービールを呷る。
すると。
●●ーっ!!!!!!!!!!!!!!!
こんななんでもないもんがなぜこんなにウマいのだ??
ちびちびやってると地元の中国人の婆さんとか
妖しいおっさんがめっちゃきれいな若い愛人をつれて入ってきた。
ここはやはり、アタリなのか?
これわあああああああああああああああ嗚呼
大当たりだあああああああああああああああああああああああああああああああああ
ウマイ、ウマイ、箸がとまらねえええええええええええ
しっかりとした歯ごたえ、具の芯まで染みるウマみ。。
こんなウマーなもんがあってホンマにええんか?
●●ー!
じゅうじゅうなんだけどきくらげのこりっこり、たまねぎ、たけのこなど野菜のしゃきっしゃきが最後まで残る。
いったいどんな調理を施してあるのだ?
こ、コレまたっ!
●●ー!
あいた口が塞がらねええええ
恐るべし、シンガポールのチャイナタウン。
ちなみに、この量、このクオリティーで昨夜のボートキーの観光屋台の半額。
店を出たらいい夕飯時。どの店も観光客でたいそう賑わってるが、
この小さな店は結局、婆さんと愛人しか入ってこなかった。
ほんとうにすばらしい店だった。
初めてのシンガポールだから、オーチャードを舐めて、ラッフルズを蹴って、ボートキーにたどりついたところで不覚にも腹が減ってしまった。
ロマンチックな川岸にずらり並ぶだっさい屋台は門前みやげモノ屋の風情。
ドコモかしこもまづそう。。
案外、まずくないのになんでこんなに
にんにくで誤魔化そうとするんか?
これも案外かりっと揚がってる。
でも少々粉っぽい。。
もういっこ、ほたてとアスパラの炒めを食ったけど
あまりのにんにくムンムンにお写真撮るのもわすれたー
これが案外。
ウマー
なんでニッポンのチャーハンはあないにウマくないんか?
こんなみやげモノ屋みたいな店でもものすごくウマい。
でも。。
やっぱりこんな観光地で食うのはやめようぜっ
River Quay Seafood Restaurant
河岸海鮮酒家
50,Boat Quay,Singapore 049839
クアラルンプールきっての繁華街、ブキッ・ビンタン通りの裏通り、屋台が軒を並べるアロー通りの角の屋台に毛が生えたオープン、といってもオープンテラス、ってわけじゃなくて壁がないため路上にはみ出しただけのレストラン、ドラゴンビュー(龍記)。
ウマー、ウマーばっかり書くのにそろそろ飽きて、マヅいもんにあたらんかなーとは決して思わなかったが。
ザーサイ、さやいんげん、油揚げなどが合えてある。
で、これが。
こんなウマいもんあったんカー
ああああああああああああああああああああああああああ
またウマいよ~
そして
●●ー!
●●ー!
●●ー!
●●ー!
楽しそうでしょ。
お店のおっさん、おばはんも真剣に料理選びに参加してくれる。それがまた楽しいん。
ホントにオススメだっ!
Restoran DRAGON VIEW
81,Jin Alor Off Jin Bkt Bintang 50200 Kuala Lumpur
まあ、ホテルってば世界中ドコまでイってもビール1杯1000えんとるもんだからめったなこっちゃ喰うトコではない。しかし、イロイロ間が悪すぎて深夜到着したホテルのカフェで夕食。これが。
蒸し鶏終了しちゃったんでローストでええすか?えーすえーす。
で、コレが
ウマーっ!!!!!
で、さらに
もちろんでっかいえびがごろごろ入ってるのはもちろん、ソースも海老、それに卵白が絡むのー。でもってパクチーをまぜまぜしてくったら
ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ウマいよ~~
機内食の恨みを十二分に取り返しました。。
あしたも喰うぞお(´д`)
チャンギ空港2タミってばスゴい。1階はヘタな百貨店よりキレイなブティックにたくさんのバー。スポーツバーではなにをまちごーたかブラジルvs日本戦(´д`)
2階にはもちろんバーガーキング、そして中華屋も!
ちゃんとした名前があるのかも、ですが「麺」と大書きされた中華屋でっ!
全体は卵白と卵黄がキレイに分けられて閉じられた海鮮スープ。
真ん中の黒い玉が河麺だっ!
箸でほぐすとびよーんと延びる。
そして、喰う。
ウマー
またまたこんなウマいもん喰うたことないほどウマいっ!
麺の炒め、スープの出汁、そして海鮮素材のスゴさ。
ウマくなくてもマシならば、とこないだ考えた空港メシ。
こんなウマい空港メシもあるんだっ!
向こうに見えるのは湯葉の巻揚げ。
コレマタっ!
いま、シンガポール航空に乗ってます。
そう、あの、世界で一番人気の高いエアラインっ!
いわく、世界一安全、飛行機が新しい、スチぃがエロい、機内食がウマー!
そんなシンガポール航空が台湾でどっかーーーーんとやったのも記憶に新しい。
で、機内食。
コレが世界一だと言い続けたアホはダレだああああ
みんなマヅーゆうけど実は密かに「機内食」をアイしてきたワタクシ。
これまで一番まずかったアメリカン航空のフレンチドレッシングをぶっ掛けた、焼きそば、パンパシフィック風(´д`)だって笑って喰ったワタクシ。
でもこのなんやわからんバッサバサの魚のトマトソースだけは初めてマヅい、思った。
アカシアが今日まで改装工事で閉まっていたので以前から気になっていた加穂音(カポネ)のスパ。ここもモンスナック同様古い。
銘酒を並べて、ちょっと今風のレストランバーっぽくなってるが中身はむかしのまま。
和食なんかはけっこうウマかった記憶もある。
昔、失恋レストランというアホみたいな歌が流行したが、ここは今は貴重な喫煙レストラン。近所のデパガがたばこ吸うついでに定食を食ってる。気づけば数人の客はぜんぶデパガだ。
茹で疲れて縮れた細めの焼きスパにハンバーグ、温玉に見えるけどコチコチのゆでたまごの背中。それにくたくたのマカサラがつく。
ドミはけっこうウマい。
和食レストラン、なのに洋食だって出しちゃうところが古きよき新宿。
おいしい、はずはないけどこんなのを喰いたい気分の日もあります。
ポストだか現代だかのラーメンランキングで何年か連続で日本一になったという京都、銀閣寺のますたに。ますたには東京でも楽しめる。日本橋やここ三田、それに御徒町にもあるらしい。
680
どっぷりの背油と九条ねぎで麺が見えない。麺は細めのストレート。スープは3層構造、とやらで、最初にまったり、途中ですっきり、だったっけな、最期に辛味噌かなんかが効いてきて唐辛子辛くなる。
日本一、かといわれたらそんな気はまったくしないし、京都の本店の味をきちんとトレースしてるわけでもない。だけど、こういうシンプルなウマさは東京ではめずらしい。まあ、九条ねぎと細めのストレート、だけで大好き、っていっちゃう程度のワタクシなので。
食った後少々キモチ悪くなったって、けっこう好きです。
東京都港区芝5-25-9
7,8年前、茅ヶ崎で食ってよい印象だった天下鳥。あちらこちらにできてるな、と思ってたら30店舗もあるらしい。ウマいマヅいゆうほど焼き鳥を喰ったことはないんだけど、ひさしぶりに蒲田で喰ったがウマかった。接客もスゴくよい。
で。つぎは
グランドキャバレー ミカドっ
赤いじゅうたん、ひな壇では人形のように動くおっさんが古臭いジャズを奏でる。もちろんインプロヴィゼーション、なんかない、単にテーマ部分を繰り返すだけ。そしてフロアに踊る男女。
客の身長は平均155センチ。近所のオッサンだ。ネクタイ族などひとりとしていねえ。オンナの年齢は平均45ちゃい。お前、ちょうどええやんけ、と言われるのもごもっともだが、ちゃんと21ちゃいの中国人や24ちゃいのタイ人もいるのだ。だからっ!
60ちゃいもちゃんといるっ!
こんなトコロを心底楽しめるようになったら人間も最期に近い。
ああ~楽しかったあ~
東京都大田区蒲田5-18-13
半年ほど前にできたスジ煮込み専門店。
メニューは煮込み大・並・小のみ。それで単品と定食。
750
大は900、小は600
にんじん、大根、こんにゃく、しょうががかなりの量の牛スジといっしょに煮込まれている。テーブルの上の「味噌」とか「辛味噌」を入れ込んで、味に変化をつけることも可能。
甘めの煮物はかなりウマい。材料の扱いがきちんとしている感じ。
しかも、それ以上に、ごはん、味噌汁、おしんこがウマい。
ところが。
1時すぎたところというのに客はまばら。ちょうど昼どきには混んでいるのか?
並で750、は内容を見れば納得できるが、カウンターだけの店内でかっこむ昼飯には少々高いのかもしれない。
それに、大戸やとか、おはちみたいなチェーン店っぽく、きちんとデザインされたロゴやインテリアがかえってウソっぽい。これでは500えんしか取れないだろう。
たかが煮込みだ。チェーン展開も容易だろうから、そんなことも考えての1号店出店なのか。ヨコシマなチェーン展開を最初から考えちゃったマーケティングのちぐはぐさがお客にもみえみえなのが気にかかるなあ。
東京都港区芝5-15-2
浅草六区の洋食屋ヨシカミ。うますぎて申し訳ないス!のキャッチコピーはそそるけど、ものすごい行列と、高すぎる価格設定で一度も入ったことがない。
第2ターミナルの開業で焦った羽田空港第1ターミナル。いろんなところを改修、テナントもずいぶん入れ替わった。地下1階中央のフードコートもずいぶん大改修を施し、有名店を揃えた。その中の1店、ヨシカミ。
800
あまりに美しい成型。まるで冷凍食品のようだ。
あまりにも見事なケチャップのまざり具合い。
まるで冷凍食品のようだ。
喰った。
カスカスのたまご、バッサバサのメシ。
まるで冷凍食品のようだっ!
空港ってば、そこそこ安くないと客ははいらない。しかし少々は高めに取れる。それからかなり急いで出さないとならない。特殊なマーケットだ。
だから、といって冷凍食品を期待する向きはいないだろう。
しかし、どうせおまいら、急いでるだろ、安くはないが早いぜ、ちーん、ああ儲かったーというのを期待する店側はいるかもしれない。というか、そんなんばっかりだったから店が総入れ替えになったんじゃないのか?
こんなものを名店の名前で出したらその名に傷がつくだけだと思うのでやめてしまったほうがマシだろう?
それとも、まさか、本店も糞高いのに冷凍なのかっ??!
うますぎて申し訳ないス!浅草 洋食屋ヨシカミ(本店HP)
羽田空港第1ターミナル地下1階中央フードコート内
「天神祭り」で有名な天神さんのあたり、天神橋筋1丁目から、大阪環状線の天満駅を突き抜けて6丁目まで、延々と南北に延びる天神橋筋商店街。梅田やなんば、といった繁華街からは微妙にハズレているので地元民かよほど食い意地が張ったヤツしかいない。そう、こここそが大阪B級グルメの聖地。
特に5丁目~6丁目の商店街の東側エリアはなんと闇市が残ってて、その周辺には韓国料理、沖縄料理、それからうなぎやふぐの専門店が軒を並べる。そんな天神橋筋の名店、玉一。
こりこりのミノ、細かく刻んだちしゃの葉、そしてていねいにアクがとられた新たまねぎ、ゴマ。そして真ん中の赤いのは当然うめぼしじゃなくて唐辛子。これをかまかまして食う。シアワセである。
ゆで具合抜群、炒め具合抜群の春雨の歯ごたえ。甘みと辛味の絶妙なバランス。ウマいです。
コチュジャンタレで煮込まれてとろっとろの豚。辛い。辛いんだけど甘い。コレこそが韓国料理の真骨頂だろう。
大阪名物、たこ焼きと同じく、カリっつとした表皮とつづくトロっつとした食感がイノチのチジミだが、ここのほどそのセオリーに忠実な焼き具合もお目にかかったことがない。ぺらっと敷かれる豚バラのウマみも非常に効果的。
きっついにんにく料理を食うとすぐ腹を壊し、唐辛子を食えばケツから火を噴くワタクシ。そんなんだからアジア料理大好きなワタクシだけどあまり韓国料理は好まない。
だから玉一もホント、ひさしぶり。当時と違って超有名店になっちゃったけど韓国人のあんちゃんのてきぱきしてるけどていねいで愛想よい接客もそのまま。
しかもなぜかココだけはゲリにもならんしケツも大丈夫だ。
大阪府大阪市北区池田町17-4 第1ビル1F
551、といえば豚饅。大阪の日曜日の郊外電車は夕方、全員がここの袋を持って家路を急ぐ。阪神も阪急も京阪も南海も近鉄も豚饅列車になるのである。
そして、もうひとつの名物がしゅうまい。
でも、おみやげ系の上記2点以外、レストラン部でこれまたかならず全員が注文するアイテムがある。
かつては「五目やきそば」と言ってたと思うが味は健在。
ぼそぼその麺にあま~い餡。なにがそうさせるのかよくわかんないんだけどぼそぼそ甘い。でもソレがウマい。大珍楼なんかと比べちゃダメだよ。あくまでも、大阪ローカルのおやつやきそば。
むかしから大阪のおっさんたちはコレを食いながら足りない分、豚饅かしゅうまいを適宜追加発注していって生き延びたのだ。
航空需要の甚だしい読み違いによって閑散とした関西空港。正に閑西空港。どのレストランも閑古鳥が鳴くが、ココ、551だけはいつも賑わっている。
思い出させてくれてありがとう!ひとりメシさん!
関西空港国内線フロア到着ゲート前
大珍楼別館初体験のおともだちと。
イカの葱生姜あえ
なにをたのんでも「ゴールデンコース」になる大珍楼だけど、その中でも「スーパーゴールデンコース」だっ!!朝まで一緒にゴールデン街で飲んでたおともだち、もちろんワタクシも、紹興酒が進むに連れ、前夜の酒が蘇り、世界はゴールデン~。
それでも、壁にかかる赤い札がずいぶん入れ替わっている。喰わなきゃソンだ。。
豆腐の特製味付け煮込み鍋っ!
中国語では「美味豆腐三杯鍋」とか書いてある。
そのほか、豆腐が鶏肉にいれかわったものや「五杯鍋」なんてのもあった。
三杯だ五杯だというくらいだから酢だろうなとは予想はついたが。これは。。
絶品である!
ほのかな酢のすっぱさとラー油系の辛味の絡みが複雑怪奇かつ初体験な味だっ!
早ければ1ヶ月で取り降ろされる「壁メニュー」。
とり降ろされるまでにぜひ、一度。きっと生きててよかったぁ~と思いなおします。
関西人なんだからうどん派だよね、と差別的発言を繰り返しうけてきた40数年。残念ながらワタクシ、うどん派ではない。まあ、ものの見事になんでも笑って喰える(Rアリーマ)のでうどんだって喰うには喰うが、どちらかといえばそばだ。
東京にはマトモなうどん屋がないんだよね、と逆差別する関西人も見苦しいが、マトモであってもうどんよりそばを選ぶワシもへそがまがっている。だけど、たしかにマトモなうどんは大阪のほうがありつきやすいのはたしか。
空前のさぬきうどんブームの際にはワタクシもやはり喰った。ものの見事にブームが去ったいま、ワタクシもさっさとやめてしまった。ただのミーハーである。
当時、死ぬほど通った東京麺通団。ひさしぶりにいった。
ウマそうだよね?
ウマそうです。
やはりブームが去ったのか、お店全体の活気が往時と比べるべくもない。
うどんもこころなしか、往時にくらべて生きが悪い。少々粉っぽくなっているのだ。
だから、といってこのレベルのうどんはなかなか食えるものでもない。
たまに、「どうしてもうどん」な気分のときにはまたこよう。
でもソノ前に神保町の丸香にいってみたいな。
麺通団を出てひさしぶりにゴールデン街へ。
4件だか5件だか回ると朝だった。
普通の神経だと近づくのも憚られる新橋駅前ビル。烏森口側のニューしんばしビルと並んで悲しい昭和の再開発事情を現在に伝える。その新橋駅前ビル、国道側の1階のポンヌフ。カフェテラス、とはきっと出来た昭和30年代の話、今ではただの薄汚ねえ喫茶店だ。ビルも店も店員もみんな昭和30年製。それが何丁目の夕日だか、おかんだ、東京タワーだとノスタルジアに浸ってる場合ではなくいま、ここにある。
これぞナポリたん!
そしてぼてぼてのハンバーグとの最強コラボ!
味は。。どこで売ってるのか、ぶっといぶにょぶにょのスパをケチャップで炒めただけだからねー。
出てくるのも遅い。
そして高い。
それこそ昭和30年代のママが作ってくれたようなまづいプリンとコーヒーがついて1100えん!
だけど。
なにがそうさせるのか、昼どきはかなりの行列ができる。しかも汐留のキレイなOL率も少なからずある。彼女らが知らないハズの昭和30年へのノスタルジアがそうさせるのか、実はこんなアホみたいな味こそ普遍的なウマさなのか。
そしてワタクシも好きです、ポンヌフ。
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1階
ポンヌフはのってませんがこちらもどうぞぅ
おしゃれなカフェバーをそのままイヌキで立ち喰いそばに転用、衝撃的なブラックのモダンカルチャーな雰囲気が独特の港屋。初体験から1ヶ月。再び喰ってみる。
鶏そばは(温)しか選べない、ということだが(温)でもやはりドンブリにどっさり盛られるそばをつけ汁に浸けて喰うスタイルは同じ。つけ汁が熱い。
甘辛いつゆは(冷)同様なのだが、よりウマみを感じる。つゆの中にはコレまたウマい鶏がごろごろ。
そういわれればそばそのものもちゃんとできてるし、
そばにどかーんと載せられる海苔、ごまといった薬味もそれぞれよく選定されたものだ。
最後につけ汁にそば湯を注ぎ、飲んでみて驚いた。
ウマー!
そば湯がウマいのか出汁がウマいのか、そばを喰ってる間気づかないウマみが物凄い。
大盛りでなくてもどこから手をつけてよいかわからない圧倒的なボリューム。つけ汁だって最初のそばを投入するとあふれるほどなので
どうやって喰ったらいいのかワカラナイ!
場所柄、キレイなOLが海苔やらごまやら撒き散らしながら何個でも無料サービスの生たまごにまみれてこの凶暴な喰いものと格闘する様はサイバーパンクムービーを見ているようだぜ!港屋、スゲー!!
東京都港区西新橋3-1-10
学生街らしい喫茶店も洋食屋もない三田は、その代わり、ラーメン屋には事欠かない。そしてもうひとつ。立ち食いそばだ。
昼のそばセト。
本日はソースかつどんセト580。
コシ、香りとも申し分ない。
つゆもウマい。
セトのメシ類は日替わり。揚げ物ははじめてだったがコレまたスゴイ。
ヒレなのにジューシーなカツの揚げもすばらしいが、ソースがこりゃウマい。きっと野菜から自力で作ったんだろう、いやな臭みやしつこさはみじんもない。
実は、フランス料理だかなんだかの名手が、なんの因果か始めた立ち食いそば。
土台、料理に対するセンスも技術も違う。だから、なんでもすごくウマい。
だけど。。
ワタクシにはなにかガツっとこないんだなー。
量だけのハナシか?!
港区芝5-26-10
急な用件で渋谷へ。
そのついでに
アリーマさんからご下命を受けておったすずらんの水餃子の真実をつきとめることにした。
水餃子あくださあい~♪
売り切れ、焼き餃子(でどすか?)。
がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん~
昼=焼き餃子のみのご提供♪
午後7時=売り切れ♪
コレはまぼろしの食品なのかっ?!
しかし、真実の追究はあきらめなかった。
水餃子はダメで焼餃子はOK、っちゅうことはそもそもの餃子が違うん?
いえ、一緒です。
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
だったら水餃子してくれよおお~。
トコロがっ!
そこで奥の厨房のワカモノが、とつとつと話はじめた。
ウチの餃子の皮はトーゼンながら、かんすいをはじめ化学的な添加物は一切使わず、高めでかつ適正な加水率でもって作っている。したがって冷凍しない限り、餡を皮で巻いた瞬間に劣化してしまう。焼餃子では冷凍品であっても食感に劣化はおこらないが、水餃子はそうはいかない。こっちだって巻いた瞬間にお出ししたいが、この時間の混雑ではそれは到底無理だっ!すまんがあきらめてくで。
があああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
やっぱり、すずらん、スゲー!
さらにウマそうです。。
まるでアートのようだっ!
こないだのはどうもチャーシューが少ない、と思ったらどうやら皿もやしだったみたい。すみません。見よ、このこってりと佇むチャーシューを。
ウマすぎです。
オプションの海苔がまた麺を引き立ててるみたい。
ウマそうです。。
何度喰ってもすばらしいタレ。
すばらしすぎる麺。
ああ、恐るべし、すずらん。
おとなりはつまらんことを言いながら平打ちを喰っている。
愛は餃子のようなもの、皮でなんとか、中身はぐちょぐちょ(´д`)。
元祖合がけの店として知られる築地、大森。
牛丼の具
もう半分にはカレー
ウマそうでしょ?
コレもウマいよー。
おばあちゃんがごはんの上にまず豆腐を並べ、そっと肉をかける。
そして最後に残り半分にカレー。たいへんていねいな仕草だ。牛丼部にはツユはほとんどない。たまねぎも白いままだ。トコロがコレがきちんと煮込まれたとても上品な味だっ。
カレーは実によく煮込まれてて牛肉は繊維状にはらはらになっている。古い店だからあまり期待しないと期待を裏切られる。本当にウマいのだ。
ていねいな料理は見かけにも現れてる、でしょ?
ああ、おいしい。
東京都中央区築地 4-8-7
量は少したりません。大盛りにしたい人はちゃんと大森、と言ってね。
週末、名古屋への新幹線に飛び乗る前に喰ったげんきの牛皿。喰ったことすら忘れるようになったワタクシ、こりゃヤバいかもなぁ。
くたくたに煮込まれたへろへろの牛肉、たまねぎ、糸こん、豆腐。
タレはあくまで甘い。
コレを白飯と一緒にウマい具合いに量の配分を考えて喰ったら
ウマイ~。
ごはんの上に同じ具をぶっかけた「牛めし」は150えん安。
バラバラにしただけで150えんを高いと考えるか、
それとも自分で配分を調整しながら至福のバランスを喰うか。
ちなみにちょっとごはんが柔らかめなのでここはやっぱり牛皿ライスか。
もしかすると牛皿ライスは牛めしより台、アタマとも少し大盛りかもしれないし。
牛と豆腐のバランスが入れ替わる、肉豆腐ライスもおいしいよ~
牛めしげんき
東京都港区新橋2-17-35
半年ほど前、お店がきれいになりました。
コクのある、ハラっとしたチャーハンが喰いたいよね?
でも。
化調バキバキ、べちょべちょのんが喰いたい、と思うことはないかっ?!
ない?
ワタクシはあるっ!
そんなときはこんなお店はどうだろう。ギャンブルの街、船橋。JR駅を南に下りてスグ目の前、栄華光。店頭では豚饅、しゅうまいが売られ、店内はお店と同じく築60年以上のおばはん数人がてきぱきと切り盛る。ギャンブラーのひとり五目そばニーズがやはり多いが、少々くたびれてはいるけれど案外上品な夫婦もんがピータンをアテにビールを飲んでたりもする。次から次へとお客さんが出入りする繁盛店だ。
おろししょうががたっぷりのタレがウマいよ。
コレでサッポロ黒ラベル大ビン500えん飲んだら今日の負けも忘れるんだろう。
海老はそりゃ、あんまりよくない。よくないのにたっぷり10こは入ってる。でも、そんなのは関係ないん。
そして夢にみた上海麺。いわゆる五目やきそばですね。
見てくれ、この黄色い麺。
なんなんだろう。船橋では標準なのか?ダレか教えてくれ。コレがウマいのだ。
餡もばっちりウマい。
コレこそ中華そば!黄色い麺とシンプルな鶏がらスープがウマっ!
なると、きぬさや、のり。。泣かせます。
刻まれたナルトがたまらん~。
きっと、近所ではあそこウマいよ、と言われてるハズ。
これこそが本式街中華だ。
JR船橋駅南口を降りて左手駅前
第一旭は言わずとしれた京都、たかばしの名店。チェーン展開してるので京都をクルマを転がすとそこかしこに発見できる。
神戸にもあるけどこちらは「神戸」第一旭って書いてあるからきっとのれんわけなんだろう。
ともかく、ウマい。大好きだ。第一旭。
で、名古屋の夜。
しこたま飲んで、午前2時。
名古屋ラーメンなんかありませんぜ、と地元民がいった目の前に「尾張ラーメン」第一旭があった。
あるやん~
よく出たトンコツ醤油スープ、ぺらぺらくたくたのチャーシュー、腰のある細麺ストレート。
コレはホンマモンの第一旭だっ!
名古屋でコレが食えるとは思ってなかった。「尾張ラーメン」なんて書いてあるからビビりながらだったがこれからは恐れることはない!終わってないぜ!
愛知県名古屋市中区錦3-13-13
どんなにマヅくても、好きです、学食♪
わが社ってば吹かなくても飛んでしまうので、実は慶応の門にへばりついてます。
だから学食利用頻度はそこらの学生より多いくらいだっ!
山食、は生協の食堂とは場所は同じだけど別経営。生協に比べてかなりイケます。イケますがちゃんと学食らしいBな味。
カレー、味噌ラーメン、そしてこのハンバーグがオススメだっ。
ママの手作り感を残しつつ、ちゃんとマスプロ的学食味に仕上がってるハンバーグ。ドミもウマいよ。そしてお決まりのくたくたのスパがグー♪
しかし。
量が完全に不足している。
ワタクシがハタチやそこらんときはこんなもんじゃ死んでた。
ハンバーグライスにカレーライス、味噌ラーメンも付けてたと思う。
しかし、慶応の学生どもでそんなことをしてるやつはいない。
カレーなんか
残してるヤツまでいる!
東大生は夜食を食わん、という記事をこないだ読んだ。
食いすぎるとやっぱりバカになるのかっ!
三田、慶応義塾大内
とまらないラーメン、すずらん。
飲む前に軽く喰うつもりがっ。
皿ワンタン。
ウマー。
当然ながらウマいです。
もやしのしゃきしゃきもたまらんっす。
これぐらいでやめときゃよかったんだけどとなりのおっさんの焼き餃子がどうしてもウマそうだった。
すずらんの皮、なので分厚い。もっちりだ。この手の皮はホントは蒸すなりゆでるなりのホウが好きだ。焼くとどうしても固すぎる。
トコロが、だっ!
そこはすずらん。
餡から飛び出るスープが皮をウマい具合いにほぐしてくれるんよー。
これまた外せない一品になりそうで怖い。
ああ、すずらん、おそるべし。
GWの大阪で、となりに座ったというだけの理由で一緒に酔っ払い、しかも〆の揚子江ラーメンまで一緒にいったルア君の店、バー、ピアノ。
聞けば、アノ、レオンに掲載されたらしい。。
ニキータと、やらしいことする、ちょいグソおやじ、が。
いやあ、そんなオトナの隠れ家なんだけど。。
酔っ払ったー!
べろべろになったところに、すでにべろべろになったカメラウーマン、「フリンちゃん」(オレが勝手にそう呼んでただけ、倫子さん、というらしい、ホントは)が文字通り転がりこんで来たもんだから目も当てられん。
たった1坪しかない店内は2名の乗員と都合4名の乗客を乗せたままずぶずぶと深夜の渋谷に沈んだ。
piano
そんな隠れ家らしいので住所、なし。
あんなトコにウマいもんがあるとは信じられないだろ?
7階、新記のローミン。
完全に香港の麺粥屋の味を再現だっ!
ああああああああああお写真ヘタでごめんよお~
ワタクシは牛バラ煮込み丼~。
汁のないローミンにはこの澄んだスープがつく。
スープは牛骨をことこと炊いたすごく深い味。
ローミンの具はえびワンタン、叉焼、豚バラから揚げ、牛バラ煮込みなどから選べますが、いろいろ喰いたいので具5種盛り。どれもこれもウマく仕上がってる。
あ。麺は「香港麺」と「日本麺」から選べますが、特に理由がなければぜひ香港麺を。
とろっと溶けますよ
豆腐もココロも(ウソ)
あああああお写真もっとヘタでごめんなさい~
これもわすれちゃいけないラー油。
一滴労麺やら汁そばに落とすだけでヒィイイイイ~
すごく強力!すごくウマー。このラー油、1瓶1000えんでおみやげにできるんだけど、ワタクシんち、5年くらい経ってますがまだ消費できません(´д`)。
実はここのオーナー、以前八丁堀の裏町で同じ店をやっていた。近所のリーマンが執り憑かれたように通ってたもんだ。それがある日、お台場へ移転すると告げられた。
台場なんか行かれて喰えなくなったらいやなので、
あんなトコ行ったらコドモばっかりやから商売ならへんでー、と、 にわかフードコーディネーターよろしく引き止めたが、結局いってしまった。
結果は。。台場小香港No1店としていつも繁盛してます。。
香港と池尻に同名店がありますが、経営は別々、と聞いたことがあったと思う。
でもどちらも香港仕込みなのできっと味のレベルは同じだと思う。
ウマいよー。
お台場Decks7階
その日がこんなに早く来るとは思わなかった。
みんな、ありがとう!
リンクをありがとう~~!!!
ほんまさんにリンクいただきました!
ひとりメシさんにもっ!
そして以前から唯一リンクいただいていたアリーマさん、ホントにありがとうっ!
いや~早く立派にしていただきました!
コレで10万アクセスもあっというまかっ!
トコロがっ!!
昨日、ほんまパワーで300を数えたすばらしい記録は今日にはもう元の木阿弥だっ!
この調子だと10万アクセスは10万年後だっ。。
で。
ほんまさんのスタイルにあやかりリンクありがとを。このクソブログからリンクされたってなんにもいいことないけどな。ごめんなっ。
ホントにみんな、ありがとーっ!!
きのう、飯田橋れもん屋で、広島のばりばりした食感の名店と書いたのは実は八昌のことなんだが、なんと八昌が東京でも喰える、という。
すぐ走った(´д`)
まったく、もお~ ホント、喰いモンの話を聞きつけるとスグイッっちゃうんだからー。
おそろしくウマい。
こりこり、とろとろの相反する食感は最大に生かされながらなんと、透明なままなのだ。それにポン酢がかかる。熱いすじニクと冷たいポン酢の相性も抜群に優れているー。
表皮一枚、かりっと焼かれ、中身はジューシー極まる!
焼き、も最高だけどこれはニクもものスゴイ。
コレがまたスゴイ。しゃっきしゃき。そして甘い。
だいこんおろしがまた豚の箸休めに最高の効果を上げる。
件のウマーなぶたがぺたっとしゃきしゃきの野菜に張り付いて、タネ、そばとも完全に一体化される。テーブル席に座ったので皿に載せられてだされたため、コテではなく箸で喰ったが、箸でそのまま持ち上げられるほどの剛性がある。
剛性そのものが評価されるわけじゃないんだけど、まったく水を出さずに仕上げられた野菜、ニクの質、そばの質が揃ったらこういうことになるんやわ。
そばはクリスピー。バリバリ、である。
そのバリバリがまた全体の食感をバリッと引き締める。
いやあ、完璧です。
こんなウマい広島焼きは他にはない。
東京都世田谷区経堂1-21-18 原田ビル2F
昼の営業はなかったです。ご注意を。
最近は東京でも広島焼きも広島つけ麺の店もずいぶんできてきたが、ここ、れもん屋は古くからの有名店らしい。
中央線の線路沿いの狭い敷地の狭いアブラギッシュな店はさすがにウマそうだ。
甘酸っぱい、
ふにゃふにゃのくらげ(´д`)
こりこりの新鮮なげそに
甘辛い醤油タレがウマイよ。
現地では最もポピュラーな豚玉そばは
この店でもほぼ9割のお客さんがこれを頼む。
重い錘をがつんと乗せてプレスする様子を見た、悪い予感は当たった。
水っぽいのだ。
きゃべつともやし、という水のたくさん出る材料で構成される広島焼きはきっとその水を出さずにいかに焼き上げるかという格闘によって進化してきたと思う。現地の名店ではこーゆーことにならない。どちらかというとバリバリした食感を楽しむもんだと思う。
野菜から出る水によるべちょっとした食感に輪をかけてそばの品質も悪い。これまたべちょっとした麺で、お好み焼き全体がべちょべちょ。
そして、甘すぎるおたふくソースもすでに過去の味だと思う。
残念。
東京都千代田区富士見2-9-1
新橋駅北東角で直角に曲がる外堀通り。曲がらずまっすぐいくと昭和通り。
でもこの部分も昭和通りというのかどうか不安だが、ともかく、曲がらず、汐留方向にキムラヤのところをまっすぐ行くこと20秒。パチンコ屋と一体的に赤い提灯を無数に並べたラーメン屋、後楽。どう見たってまづそうなんだけど、コレがウマい。
大盛り
500えん
自家製麺なので大盛り無料!というのもうれしい。
お手洗いは2階にしかないので、以前、2階へ登ってたまげた。ホントに製麺工場なのだ。新橋駅前に本格的な製麺工場があるなんて想像できるだろうか。
その麺は細くて、すぐのびちゃう、まるでそうめんかもう少し太いひやむぎのような食感。
一気にすすりこんでしまおう!
こくのあるとんこつと少し甘い醤油が絶妙に絡むので味噌ラーメンは避けたほうがよいかも。
どんな早朝でも深夜でもやってます。その使い勝手のよさがまたステキだっ。
東京都港区新橋2-18-2
クソ、ボケ、カスの村上のアホに翻弄されてあっさり100年ののれんを宿敵阪急にいままさに譲り渡さんとする阪神。そのスカタンな姿勢が沈み行く大阪の人民の心をつかんで離さないのは保有する球団同様だ。
少女歌劇に豪華な百貨店、高級住宅地を結ぶ電車。花の阪急に対して、競艇場へ野球場へとパチンコ屋と工場の間を縫って走るアダの阪神。
そんな阪神にも自慢がある。
食品だ。
見掛け倒しの阪急の地下に対して阪神の地下にはウマいもんが詰まってる。たとえば地下1階のイカ焼き。ここのでないとあかん、という人がすでに40年長い行列を作る。地下2階には40年以上前からフードコートがあって、安っすいもんがなんぼでも喰える。ガキのころは何喰っても100えんだった。100えんで食券を買うとスパゲティーでもカレーでも鮨もうどんもぜんぶ喰えた。しかもオペレーションがいいかげんなので食券を回収しないからワタクシはスパゲティーもカレーも鮨もうどんもぜんぶ喰って100えんで済ませたこともある。今はまさかそんな仕組みではないけど。
で、阪神のカレーだ。
百貨店本体と阪神電車の梅田西口に挟まれた狭い広場に面した地下一階。たしかワタクシがガキのころは店名がなかった。単に阪神のカレーと呼んでいた。
いつのころからか「ミンガス」という店名がついたが、味はそのまま。
インディアンのように「変わってる」わけではないがもしかするとこっちのほうがもっとウマいかもしれない。こちらもよくぞ何十年もウマさが持続するものだ。
朝11時までなら温泉卵と味噌汁がついて500えん。おいしくてでっかいポークカツを載せても終日680えん。安い。ウマイ。すばらしい。
カウンターの中のポークお願いします!自分でせえや!!(もちろん冗談)などという罵声に近いやりとりもますます楽しい。
阪急と経営統合されたらどうなっちゃうのか、阪神の食品。いやだよー。
阪神電車梅田駅西口と百貨店の間、地下一階
ショックだ。
こんな店を見逃していた。
サザエさんのお好み焼き、おかるの路地の斜め向かい。
入ることを完全に拒絶するこの店構え。しかも店名は「不夜城」だじぇい~~。
実は、笠屋町の八幡筋に本店があるのだが、こちらは薄暗い階段を登るという完全拒絶タイプ。しかも階下のワタクシもよく行ったロック・バー「上海」とはなんの関係もない!
すごくまずかったらどうしよう。
夢のようにおいしいらしいが大井町の萬来園みたいに6万8千円とられたらどうしよう。
だが勇気をしぼって店内に足を踏み入れるとそこは上海。
しかもあやしい裏通り。
臭いが上海だ。
客は示し合わせたようにくたびれた中国人のホステスとオヤヂのカップルばっかり!
びびびびっくりしたー
ウマい。ウマすぎる。アタマのコリコリのところだけ、葱油に浸ってでてくる。甘すっぱいふにゃふにゃのそこらのクラゲはもうたくさんだっ!
ワタクシはこれ。A菜。
ううううううううううううううううううウマー!!
きっと干し魚をどうにかした出汁がものすごいコクを呼ぶ、完全な料理。
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん
おいしいよおおおお。たまごふわふわとろとろ、にらしゃきしゃき。
赤く見えるのはカニかまぼこ(´д`)。
一品800円で押さえる努力の結果のご愛嬌。
もうダメです。花山椒ととうがらしのとりあわせがとてつもなくウマい。
撃沈。だけど。。
イカ、エビ、鴨の血炒め!
トコロが!!
血がないって(´д`)。
死にたいくらい残念だっ!!どうぜ死ぬならオレの血を提供しようか、とも考えたほどだ。
でも代わり、と言ってはなんですが、団子、喰ってみる?といわれ、エビ、豚団子。
スゴいよ~~
エビの香りとぷりっとした食感がすざまじい団子のナカからニクとスープがあああああ。
ホステスたちはみんな暑いのに鍋を食っている。羊、牛、鶏、海鮮など各種鍋が1800~。一人前からご用意というからすばらしい。コレもウマいんだろうなあ。
ちょっとそこでバナナもろてきたから、とバナナのおすそ分け付き!
スーパーコックさんはまだ若い中国人。調理の合間に自分ですみません、すみません言いながらテーブルに運んだり洗い物を済ませたり、ものすごく働くステキなデブ。
会計までスーパーコックがしてくれるので死ぬほどウマかった、と告げると
今度はこのイセエビ喰うてくれ、安くするよ、ゆでる?鍋?蒸してもおいしい、と必死でウマいものを薦める。よほど料理が好きなんだろう。
これまたスーパーエクセレント。ワタクシ、通います。
大阪市中央区千日前1-8-6 リビックビル1F
こんなウマいもんないわあ、と喰い続けて30余年、ついに去年は東京、丸の内に出店したインディアンカレー。大阪では古くからしゃれた地下街などで数店舗を展開している。
口に当たった瞬間は食い尽くすまでいつでも甘~いんだけど、0.5秒遅れてすごい辛さが襲う独特のカレー。添えられるキャベツのピクルスも甘すっぱくてステキでよくおかわりしてしまう。
今回は心斎橋の地下街、クリスタ長堀で食べたが30数年、どの店で食べてもまったく同一の味。丸の内は喰ってないけどきっと同じ味を出してるハズ。
30年も経てば世間の味のセンスも変わろうものなのに、ずっとおいしいこの味って一体、なんなんだろう。
それともうひとつ。インド人の横顔をモチーフとしたシンボルマークやカウンターだけのインテリアデザイン。これも30数年変わらないがいまもモダンでカッコイイ。ホントはなんと60年同じ味でやってるという。
スーパーエクセレント!ウマいよー!!
大阪市内阪急三番街、クリスタ長堀など随所にあります。
たまには忙しいこともあって朝からなにも喰ってないー!
最初のメシは北新地の割烹で会席だぁ~。オトナだからねぇ。会社レートのうまい鱧やらヒラメやら、よその会社のお金で。シアワセ。
2軒目はスナック。うっすい水割りをがばがばと。
気持ち悪いからソルティードッグなど。
その後は調子に乗ってまたウオッカを死ぬまで。
はらへた。
飲むとやっぱりカラダがラーメンを欲しがる(´д`)。
18年暮らしていた大阪の堀江、というエリア。ぽっと出のフードディレクターがこれまたぽっと出のインテリアデザイナーと組んで見掛け倒しのまっづいカフェが立ち並ぶようになってすでに10年。
そのエリアにあるまいど商店。店名からしてぽっと出だが、深夜の非常食として何度か喰った味はぽっとも出てない。
当初の台湾ラーメンからは何度も宗旨変え、いまやメニューもラーメンだけながら異常な種類を揃える。ネーミングも「太麺濃口」や「細麺薄口」など、意味されるものを意味する単純なものから「元祖大坂屋台ラーメン」と情熱がからまわりするウソ、「赤ラーメン」「ちーゆーラーメン」などというその中間的なものまで多すぎてなにを食えばよいのかわからなくなる。細かいことはわからんがたとえば「元祖大坂屋台ラーメン」と「細麺薄口」の違いが海苔の有無だけだったりする。
無茶苦茶である。
細麺にラー油で辛いスープ。
う、ウマいやんけ。
あっさりした魚系スープの塩
太麺濃口
あきらかに家系をマネたとんこつスープと平打ち太麺。
めっちゃウマい。
きっとそこらのバカものが経営する店なんだろうがすでに開店10年ちかく。
石の上にも10年か。
飲んだ後にはかなりいいかもしれないレベルになってた。
大阪府大阪市西区新町1丁目28-8 ノアーズアークプリンス1F
ゆで太郎とならぶ立ち喰いそばの双璧。
いつもは天ぷらそば380だが今日はヒドく腹が減ってたのでいっちゃいました。
麺はゆで麺ではありません。5食程度づつ茹で上げてくれます。香り、歯ごたえとも文句なし!
かえしもていねいに採られた昆布出汁がウマいです。
はらっときぬさやを乗っけてくれるのもうれしい。
細く切られたねぎもウマイん。
あ。今日あたりはみんな、ざるそばを注文してましたが、実は冷たくするとちょっと麺の安っぽさがバレます。
えび天は注文後揚げてくれる揚げたて。えびそのものも非常によろしい。揚げもなかなかさくっといってます。天ぷらそばなどの場合は天ぷらが7、8種から選べます。こちらは揚げおきですが、置くといっても5分ほどで消費しちゃうのでほぼ揚げたて。
なによりごはんがおいしいのもうれしい。
これで500えんは無茶苦茶オトクっ!
さて、こんなすばらしい店なんですがきわめて動線計画が悪い。たてに長い店の奥でできあがるのを待って、手前で喰って、最奥の返却口へ。しかもその通路が狭くて、キケン。
それと、オヤジのアタマが悪い(´д`)。
一生懸命働くおばさんたちはほんわかやさしいんだけどなあ。
東京都港区芝5-23
先日、つけそばを喰ってラーメンがいやになりそうになった阿夫利へ再び。
以前ラーメンを喰ったときのよい印象を確認したくていっちゃった。
券売機をよく見るとトッピングのほかにラーメン本体に根本的な影響を及ぼすだろうオプションがいくつかある。
鶏油、真空平打ち麺(?!)、、、
で。
魚臭い。醤油が生っぽい。麺がねちょねちょ歯にくっつくー!
どうも魚系出汁は苦手。
鶏油の効果で出汁には深みがあるがいかんせん魚臭い。これまた細いのに麺がねちょねちょ歯にくっつくー!
以前、ウマいと思った麺までどうもその食感がワタクシには合わない。
コレもウマイと思ったニクもただ固いだけで旨みを感じない。
ワタクシに合わないだけなのか、
ホントにまづいのか。
深夜12時を過ぎても行列は続いている。
どうも、やっぱり、ラーメンがいやになりそうだ。
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