なんば、不夜城の上海料理
ショックだ。
こんな店を見逃していた。
サザエさんのお好み焼き、おかるの路地の斜め向かい。
入ることを完全に拒絶するこの店構え。しかも店名は「不夜城」だじぇい~~。
実は、笠屋町の八幡筋に本店があるのだが、こちらは薄暗い階段を登るという完全拒絶タイプ。しかも階下のワタクシもよく行ったロック・バー「上海」とはなんの関係もない!
すごくまずかったらどうしよう。
夢のようにおいしいらしいが大井町の萬来園みたいに6万8千円とられたらどうしよう。
だが勇気をしぼって店内に足を踏み入れるとそこは上海。
しかもあやしい裏通り。
臭いが上海だ。
客は示し合わせたようにくたびれた中国人のホステスとオヤヂのカップルばっかり!
びびびびっくりしたー
ウマい。ウマすぎる。アタマのコリコリのところだけ、葱油に浸ってでてくる。甘すっぱいふにゃふにゃのそこらのクラゲはもうたくさんだっ!
ワタクシはこれ。A菜。
ううううううううううううううううううウマー!!
きっと干し魚をどうにかした出汁がものすごいコクを呼ぶ、完全な料理。
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん
おいしいよおおおお。たまごふわふわとろとろ、にらしゃきしゃき。
赤く見えるのはカニかまぼこ(´д`)。
一品800円で押さえる努力の結果のご愛嬌。
もうダメです。花山椒ととうがらしのとりあわせがとてつもなくウマい。
撃沈。だけど。。
イカ、エビ、鴨の血炒め!
トコロが!!
血がないって(´д`)。
死にたいくらい残念だっ!!どうぜ死ぬならオレの血を提供しようか、とも考えたほどだ。
でも代わり、と言ってはなんですが、団子、喰ってみる?といわれ、エビ、豚団子。
スゴいよ~~
エビの香りとぷりっとした食感がすざまじい団子のナカからニクとスープがあああああ。
ホステスたちはみんな暑いのに鍋を食っている。羊、牛、鶏、海鮮など各種鍋が1800~。一人前からご用意というからすばらしい。コレもウマいんだろうなあ。
ちょっとそこでバナナもろてきたから、とバナナのおすそ分け付き!
スーパーコックさんはまだ若い中国人。調理の合間に自分ですみません、すみません言いながらテーブルに運んだり洗い物を済ませたり、ものすごく働くステキなデブ。
会計までスーパーコックがしてくれるので死ぬほどウマかった、と告げると
今度はこのイセエビ喰うてくれ、安くするよ、ゆでる?鍋?蒸してもおいしい、と必死でウマいものを薦める。よほど料理が好きなんだろう。
これまたスーパーエクセレント。ワタクシ、通います。
大阪市中央区千日前1-8-6 リビックビル1F
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コメント
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ここはまぢウマ。炒めものにはいっとるきくらげとろけるん。とろけるんー(´д`)
投稿: (ФдФ)コニチワ | 2006年6月11日 (日) 09時20分
ついにキタなー(ΦдΦ)さん~~。そうなんです(´д`)。こりこりとした歯ざわりの後のトロケ(´д`)。調理もスゴいけど材料もいいんだろうなー 嗚呼喰いたい!
投稿: いぬわん | 2006年6月11日 (日) 09時25分