大阪、梅田 ミンガスのカレー
クソ、ボケ、カスの村上のアホに翻弄されてあっさり100年ののれんを宿敵阪急にいままさに譲り渡さんとする阪神。そのスカタンな姿勢が沈み行く大阪の人民の心をつかんで離さないのは保有する球団同様だ。
少女歌劇に豪華な百貨店、高級住宅地を結ぶ電車。花の阪急に対して、競艇場へ野球場へとパチンコ屋と工場の間を縫って走るアダの阪神。
そんな阪神にも自慢がある。
食品だ。
見掛け倒しの阪急の地下に対して阪神の地下にはウマいもんが詰まってる。たとえば地下1階のイカ焼き。ここのでないとあかん、という人がすでに40年長い行列を作る。地下2階には40年以上前からフードコートがあって、安っすいもんがなんぼでも喰える。ガキのころは何喰っても100えんだった。100えんで食券を買うとスパゲティーでもカレーでも鮨もうどんもぜんぶ喰えた。しかもオペレーションがいいかげんなので食券を回収しないからワタクシはスパゲティーもカレーも鮨もうどんもぜんぶ喰って100えんで済ませたこともある。今はまさかそんな仕組みではないけど。
で、阪神のカレーだ。
百貨店本体と阪神電車の梅田西口に挟まれた狭い広場に面した地下一階。たしかワタクシがガキのころは店名がなかった。単に阪神のカレーと呼んでいた。
いつのころからか「ミンガス」という店名がついたが、味はそのまま。
インディアンのように「変わってる」わけではないがもしかするとこっちのほうがもっとウマいかもしれない。こちらもよくぞ何十年もウマさが持続するものだ。
朝11時までなら温泉卵と味噌汁がついて500えん。おいしくてでっかいポークカツを載せても終日680えん。安い。ウマイ。すばらしい。
カウンターの中のポークお願いします!自分でせえや!!(もちろん冗談)などという罵声に近いやりとりもますます楽しい。
阪急と経営統合されたらどうなっちゃうのか、阪神の食品。いやだよー。
阪神電車梅田駅西口と百貨店の間、地下一階
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