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2006年7月31日 (月)

大阪、難波 くわ焼 たこ坊

なんばでもずいぶんさびれた通りになっちゃった相生橋。

千日前、と呼ばれるあたり。

「くわ焼」の名店、たこ坊

「くわ焼」とはまさに鍬でネタを鉄板におしつけて焼くん。

Dsc00992 あなごっ!

とろけますっ

タレも関西ならではの薄味でウマー

Dsc00993 輪切りにされた

やまいも

とか

Dsc00998 れんこんの肉詰めは

ほんのりカレー味

Dsc00999 たこフライ

なんと揚げものもある。

いわゆる大阪名物串揚げ屋の串揚げよりはずいぶんさっぱり揚げられてこれまたウマー

Dsc01001 そして名物

ぼんチキン

まあ、つくねを揚げたもんだけどコレもウマいよー

Dsc01003 もうひとつの名物、エビパン

食パンの上にエビのすり身。

中華にもおなじような喰いもんがありますね。

携帯画像できちゃなくてごめんなさい。

大阪へお越しの節はぜひ。

大阪人の良心にやっと出会えます(´д`)。

くわ焼たこ坊

大阪府大阪市中央区千日前1-8-3

2006年7月28日 (金)

関西空港、町屋小路内、ほんまもんのちらし鮨

自由軒のカレーの次はここ、と密かに決めてた。カレー喰いながら、「佐野漁港直送」の文字に惹かれたからだ。

Imgp2798 べたっと薄く敷かれた鮨米の上に

ぺらっぺらの赤身、はまち、いか、ゆでえび、いくら、焼き穴子・・・・・・・・・・・・・以上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1000えん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふざけんなっ!

そんなもん、泉佐野で獲れるわきゃないだろっがっ!しかもこの時期にっ!

なにを直送してん、えっ?

コメか?おさかな型プラッチックの醤油かっ?割り箸かっ?それとも糞まづい茶の入った紙コップかっ!!!!!!!!!!

新宿二丁目、大勝軒のつけそば

池袋の名店、大勝軒。「新宿御苑店」ができたのはそんな古い話しじゃないと思う。

Imgp2764 つけそば。

ウマい、ウマいよ~。

大勝軒の名前は知ってたけど、喰ったのははじめて。最近都内いたるところにできてるウマめのつけ麺屋の源流はココだったのかああ。

ほんのり甘い出汁はコク深い。濃くもなく薄くもなく絶妙。

麺はつるつる、もちもち。

さて、新宿御苑店、とはいうものの場所は「二丁目」。

午後4時という中途半端な時間帯にも係わらず、カウンターでは何人もにいちゃんがずるずるやってる。よく見たら、全員ジーンズに髭面。。

こいつらいったい何しとんねん、と周りのみんなが周りのみんなにそう思ってるんだろう。

そしてよく考えたらワシもジーンズに髭面。

うう。

ちょっと調べるとワタシも知ってたあの有名な東池袋のは「山岸大勝軒」=(東池袋系)といって、もともとの「中野・代々木上原系」からの暖簾分けだそうだ。そっからさらに暖簾分けもいっぱいあったり、はたまたさらにぜんぜん別系統もあってめっちゃ複雑らしい。

この御苑店は「東池袋系」だそうだ。

東池袋大勝軒 新宿御苑店

なぜかHPには載ってない。。更新しとらんのか?

東京都新宿区新宿2丁目15、靖国通り新宿1北交差点を南にすぐ、右側

2006年7月27日 (木)

【冬瓜の季節よー】横浜中華街、大珍楼別館【ヌケガケ】

横浜ほにゃらら日記のアリーマ姐さんと、そろそろ出るぜ、嗚呼はよ喰いたいなあ~とメールを飛ばしてたその日にイッちゃったのだ。ああ、おそろしい。喰いもんの恨みがどれだけ怖ろしいものか一番よく知ってるワタクシ(´д`)がこんなヌ・ケ・ガ・ケをやっちゃうなんてー。だって喰いたかってんもん(´д`)~

夏は中華好きにはたまらん季節。そう、冬瓜。

Imgp2756 どっがーーーーん、とうがん~

こう来るかっ?!

フツウ、冬瓜ってばサイノメあたりに切って、っていうイメージ。

それがなんと半身まるごと、干し貝柱がウマーな餡の海に浮いてるううう。

見ただけで卒倒、喰って勃起、おそるべし、大チン。。

Imgp2755 あひるのローストはこれまでも何度か喰った。

でも、今日のはコレまたウマすぎました。

いままでは筋ばって喰える部分が少なかったんだけど、コレはニクだらけ。もちろんパリパリっにローストされた皮との絶妙のマッチングは残したまま。

恐るべし、大チン。。

Imgp2761 大チンといえば茄子、夏といえば茄子、冬瓜といえば茄子っ!

魚と茄子の鍋。

素揚げされた茄子とすこし片栗粉がまぶされた白身魚。それにトーチーが絡んで。。恐るべし、大チン。

Imgp2758 〆はカニ卵入りふかひれイーフー麺っ!

ふ・か・ひ・れ~

みよ、この見栄え!喰いたいだろっ??!!

ウマいよ~。かなり味が薄いけれどコレは出汁を喰わせるのだからしかたない。

1200えんだからね、ふかひれはほんの少し、だけど、でもやっぱりうれしい。

そして、、

Imgp2762 メシっ!

大チンだから。。

メシもウマっ~~ ちいさなお茶碗にテンコモリのメシがこれまたステキです。上記各品々を少しづつ残しておいて、メシのおかずにぶっかけてねろねろして。。。

ああ、ウマすぎて死にそうです。

ホント、大チン、怖ろしい。。

2006年7月26日 (水)

大井町、多聞天の中華

気のよい若い夫婦だけでウマく回してた大井町、パワフルチャイナ喝。

店内は喫茶店かなにかのイヌキのままで、なんとも中途半端な感じだったが「火鍋」なんて流行りメニューをリーズナブルに出してくれる。しかもなにを食っても街中華のレベルを超えてるので地域では有名だ。

その喝が1ヶ月かけて内装をやりなおし、店名も改めて再開。

Imgp2741 なすのレモンソース。

ここのレモンチキンはとってもウマいのでこれもいいかんじ。

これ、280えんです。

Imgp2743 水餃子。

うううううう。一目見て皮がへたってるよお~。

水を含みすぎてぶにょぶにょなのよ。餡はウマいのに残念。

Imgp2745 春巻き。

餡かけなしのエビや野菜がぷりぷり、しゃきしゃきで好みだなあ。

皮はもちろんパリっと揚がってるけど、特別なものじゃないのが少し残念。

Imgp2747 豚とじゃがいもの味噌蒸し

にんにく入れすぎー。

味噌にはにんにく、っていうのはまあ、アリだけどここまでにんにくだと味がわからんくなるなあ。

Imgp2749 牛バラ煮込みそば。

ええー、ワタクシ、このメニュー大好物です。

ここのも八角の効いた牛バラがとてもウマい。チンゲンサイもちゃんとしゃきしゃきだ!そばは以前はそのへんのまづいラーメン屋のようなカンスイたっぷりの縮れ麺だったが、改良されてる。でも、本場の麺には少し遠い。なんというかマズい韓国冷麺みたいな中途半端な透明感と人工的なコシがいまいち好きでない。

点心類は以前なかった。がんばって新開発しましたー、とのことだが残念ながらまだ未完成だなあ。きっと水餃子の皮だって悪いものじゃないのが伺えるのできっと茹でたり蒸したりするタイミングのマネジメントがうまくいってないのだろう。

それと料理の出るタイミング。なんとも遅すぎる。以前はそんなことなかった。これは完全に内装をやり替えたせいだ。デシャップの動線が悪すぎる。店内を見渡すことができず、テーブルの状況が見えてこないのだ。

内装自体も高級感を出したんだろうけれど、よく見るとどの素材も最低レベルの安物。安物は安物なりに楽しいインテリアができるのに。

残念ながら改装は失敗。

また、お金かかっちゃうけれど、早いうちにもう一度やりなおしたほうがいいかも。

今後も期待してます。

中国酒家 多聞天

東京都品川区大井1-55-3

2006年7月25日 (火)

銀座2丁目、ニューキャッスルの辛来飯

まあ、目立つところにこんなボロ店があるので、東京に住んでれば誰もが一度は気になる店だろう。

ちょっと調べるとそりゃもう、カレーの盛りのネーミングが京浜東北線の駅名になってることや、そのネーミングに反してぜんぜん量が少ない、ということもあえてワタクシなぞが書かなくてもダレでも知ってる様子。

Imgp2754 蒲田。

もちろん大盛り(大森)よりさらにあっち、っちゅう意味ですね。

あ、辛来飯、はもうおわかりですよね(´д`)。

で、そのカレー。

ウマいわあああああああああ。

はじめちょろっと甘くて、直後に辛い。

インディアンカレーにも似る、大好きな味。

ほとんど生の目玉焼きがこれまたそそります。

店の中のでっかいお品書きのフチにはNゲージの線路が引き回されてて、一番下の有楽町のところに古い古い京浜東北線の全身コリアンブルーのモハ102がくっついている。なんでクハ103やモハ103じゃなくてモハ102かというとヘッドライトもパンタグラフもついてないのできっと一番安いからだ。

時代がかれこれ4、5回まわって元にもどっても、本質的にズレてるのでぜんぜん洒落た洒落には戻らん糞駄洒落と電車のおもちゃがワケワカラン。せっかくのウマさを台無しにするこのヘタクソなマーケティング。。

ボクはすきだなあ(´д`)~

ニューキャッスル

東京都中央区銀座2-3-1

2006年7月24日 (月)

三田、上海亭のランチ

同じ通りでも道のあっちとこっちで天国と地獄。

東京タワーからまっすぐ、住所で言えば三田と芝の間を突っ切る桜田通り。芝側の繁栄、そして三田側の淘汰。

まあ、店も悪いんだけどな。

つい先日、またひとつ三田側にでっかい黄色の看板が上がった上海亭。

その前は大阪一なら世界一、とかゆう理由のない大阪人の奢りだけを露出した「徳正」。まっずいカレーうどん1本勝負で850えんも取りゃあ、客も来ない。半年ほどで退散。

またその前は、アノ有名な池尻の和歌山ラーメン店、まっち棒が支店を出していた。まっち棒はどうやらラーメン屋、っちゅうバナキュラーなアイテムを勝手にビジネス商材に仕立てる魂胆らしく、超名店の名を語った恵比寿のちゃぶ屋、など名店のコピーを都内いたるところに作り飛ばしている。このまっち棒にも「ラーメン屋のプロデュースします」みたいなことを書いてあったがプロデュース屋事体が潰れては、だれもコンサルテーションを受けようとは思わんわな(´д`)。

で、その跡地にできたのが上海亭。

まずそうなチェーン店風の外観がまったくそそらず、避けて通ってきたが、雨の日、ランチボードの牛肉ねぎ炒め、にそそられ、ついに(´д`)。

Imgp2715 メシ喰い放題、たまごスープは三田中華ランチの定番。

ザーサイがレタスサラダに替えられる。

杏仁豆腐も多くの店ででてくるなあ。

Imgp2716 バッキバキの化調風味がウマっ!

化調はこうこなくっちゃ、というスーパージャンクな味。

ちょっとしょっぱかったけど、ソレは個体差だと信じよう。

ちょっと調べるとここの本店は日本橋。その日本橋のお店は神保町の北京亭ののれんわけだそうだ。

北京亭。。箸袋に中国人を支那人と呼ぶな、と書く、白山通り沿いのアノ名店。ココのやっぱり化調ばっきばきのやきそばも大好きだった。

チェーン店風の外観からは信じられない中国風味。お客も少ないのに鍋振るご主人と奥さんが大声でいらっしゃいませーとヘタな日本語でがんばる。

また喰いにいこっと。

上海亭

東京都港区三田3-1-13

2006年7月21日 (金)

三田、東方飯店のランチ

三田は大昔中華街が形成されていた、ということで中華屋にも事欠かない。

だけど。

どこもかしこも日本人向けに去勢されて半立ち。

まあ、N社糞リーマンとK大糞学生しかおらんからな。しかたないんかな。

そんな三田の中華だけど、中国人のみでオペレーションする店もまあまあある。

でも、それでも結局期待はずれに終わるんだけどな。

ここは中でもマシな店。しかもランチは750~用意。

Imgp2608 かに豆腐煮込みランチ。

メシ喰い放題、たまごスープ、ザーサイはなぜか三田中華全店共通(´д`)。

Imgp2609 かにニクがごろんごろん。

味も悪くはない。

糞リーマンの中華ランチにはちょうどいいってことだ。

東方飯店

東京都港区芝5-1-12

2006年7月20日 (木)

三田、インド料理Rhymes Indiaのランチバフェ

たいした笑いも取れぬまま、20時間の短い一生を終えたキューティーでビューティーなブログ、「ボンジュ~~ル おフレンチっ」~【無臭】[ぼなぺちっ]盆もちかいぜっ!ムッシュいぬわんのハレンチおフレンチ日記[鯖?]【ケツ臭せえっ!】~。

残念ながら、さようなら。

さて。

なん。

三田、にはいっぱい飲食店はあるがまあ、ロクなもんはない。

ただし、ラーメンと立ち食いそばだけは別だ。

そしてもういっこ、インド料理。狭いエリアに林立するインド屋の数々。

インド人もびっくりだ。

そして13日、また新しい店ができた。

「ライム・インディア」。

Imgp2701 ランチタイムはバフェ形式。

、、といってもたいした種類はないのでいろいろ迷う感じじゃなくて「好きな量だけ喰える=デブはなんぼでも喰える」ということですね。

Imgp2703 カレーは2種類。左はベジタブル、右はチキン

それにサラダ、タンドリーチキン、天ぷら、ナン、ライスが喰い放題。

この手の本格インドカレーは大概、ウマい。ここのも水準に充分達している。欲をいえばもう少し辛いのも欲しかったかな。

特筆すべきはナン。打ちたてかつ焼きたてを次々出してくれるのでコレはめっちゃウマい。そして飲み物もコーヒー、ティーにそれぞれアイスのも用意、チャイだって呑み放題。

あと、細長く小さなお店はどうにもバフェには不向きで、喰う気マンマンかつ、どんくせえOLグループが大好きなこの手の料理屋では、料理コーナーは世界一狭い戦場となってしまうのが欠点。控えめな笑いのインド人シェフと奥様の誠実な対応でなんとか。

これで980えん。しかもあす21日まではオープン記念で880えん。

デブは走れ!

走れないデブは、、あきらめろっ!

Rhymes India

東京都港区芝5-12-10

2006年7月19日 (水)

虎ノ門、ル・プティ・トノーでデジュネ

今日のデジュネはまたおフレンチざんす(´狂`)

まるでマレの裏道のビストロみたいなお店はギャルソンがボンジュ~~ルって迎えてくれて、気分は花のパリ~。お盆も近いからかしら?

Imgp2694 ブロッコリーのサラダ。

きちんと歯ごたえの残されるブロッコリー、

しんなり味の染みるレンズ豆とかオメコ、あら、やだわん、オコメなんかがぐっちょぐっちょになってておいしいのー。

Imgp2695 お料理は5種類から選べるの。

おフレンチなのにスパなんてハレンチね

でもおいしそう

Imgp2696 ワタクシはこれ

「赤ワインとフォンドボーでじっくり煮込んだ挽肉とじゃがいものグラタン」

長ったらしいっちゅうううううううううねん(><!

Imgp2697 ほじくるとおニクがぐっちょぐっちょよー

じゃがいもがとろっとろ~

とってもおいしいわんわん

ル・プティ・トノー

東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル1階

2006年7月18日 (火)

羽田エクセル東急ホテル・フライヤーズテーブルのインターナショナルバフェランチっ!

くっそー

ちょっとワシなんかがおフレンチ喰ったらカンケーカクホウメンから非難GOGOGOやんけえええ

カンケーカクホウメン、ゆうたら広東角煮麺、ちゃうでええええ

そんなワタクシがこりゃまたホテルメシ

なにかがオカシイ。。

Img_4693 バフェもんはごらんのとおり。

中南米フェア、とかで

アルゼンチン産ソーセージだのトルティージャだの、各種サラダだの。

ウマいよ、ホンマに。

Img_4697 それにアラカルトが一品ついて2000えん!

これはスズキ、エビ、ほたてのグリエ。

ウマい、ヤスいっ

Img_4698 アラカルトにはこんなのもあります。

フェデリーニのボロネーゼ

シヤワセなお家族連れ、

また、カプールでぜひ銅像~

クソっ!

2006年7月17日 (月)

関西空港、町屋小路内、自由軒の名物カレー

「虎は死んで皮を残す、織田作死んでカレーを残す」とゆう、アホみたいな織田作之助のお言葉が残る、大阪なんばの洋食の老舗、自由軒。

なんでも「ごはんとカレーがあんじょうまぶしてあってウマい」と大お気に入りだったそうだ。

関西空港に今月あたらしく出来た、京都の町屋をイメージしたレストラン街、町屋小路に登場。

Img_4436 ドライカレーじゃなくてコレがココのカレーライス

本店では別カレー、と注文したらフツウのカレーライスが出てくる。

ごはんとカレーが混ざって、上に生たまごがいっこ。

実はワタクシ、これを喰うのは30年ぶりくらい。

結果は30年前とおなじく

なんでこれを混ぜ合わせる必要があるのかさっぱりわからん。

さほどウマみのないカレーとたまごとごはんがウマく調和しないのだ。

トレイに載せられたウスターソースがレトロ感を盛り上げるけど、これを回すとさらに味がバラバラになる。

まあ、一回、試してみなはれ。

自由軒

関西空港国内線到着ロビーダイニングコート町屋小路内

うわああああああああああああ

HP見たら、関空の自由軒は「せんば自由軒」であって織田作ゆかりの「大阪難波自由軒」から独立して勝手に進化したみたい~。

なので冒頭の織田作うんぬんは関係なし。

でも、味はおんなじようなもんだったような気がするけどなあ(´自由`)

2006年7月16日 (日)

横浜関内、フランス料理ラタトゥイユ(お写真なし)

この若い名店、元町から関内に越して数ヶ月。こじんまりとかわいい作りのお店は前を通るたびに満席で、きっとおいしいんだろうなー、とユビを咥えてた。
気になっているとうまい具合にお誘いいただく。なんの因果か、ああ、シアワセ
こういう小さなビストロでは当たり前なのかもしれないけれど、メニューはプリフィックスになっていて、前菜、スープ、メインを1品、それにつけ合わせをそれぞれ5,6種類の中から選ぶ。
たとえばワタクシは
前菜・かもだのポーチエッグだのフォアグラだのががっさがっさと積み重ねられたガレット
スープ・じゃがいもの冷製
メイン・豚スネのポトフ
それに+1000えんで魚料理も選べるから黒むつのグリエもイッちゃううう~
つけあわせは突き出しで出された店名ともなっているラタトゥユがあまりにもウマかったのでもういちどラタトゥユ(大)
いったい、これまたなんの因果で引き合いに出さなくちゃいけないのかわかんないけどやっぱり大チン楼。
よい料理って、フレンチだろうが中華だろうがよく似ている。
素材感の保持、金太郎飴でない味。
そんな抽象的な表現より、もっと具体的に言っちゃうと、ココのメインに大チンの五杯鴨が出てきちゃったって、おかしくないし、
大チンで豚スネのポトフが出てくるよーな気もしてくる。
ちなみに、あまりにもすばらしいこのフレンチ、これまた大チンとさほどかわらないお値段で喰えちゃうのだっ!
ああ、ヨコハマ、おそろしいトコロだ。

あ。とってもかわいいフレンチだからね。
消化器型人間4台、5台がちゃんがちゃん連結して襲っちゃダミだよ(´д`)。

ラタトゥイユ

横浜市中区住吉町3-37村山ビル1F

2006年7月15日 (土)

表参道、瀋陽餃子の店チャオズ

表参道、旧紀ノ国屋スーパーの裏手あたり、隠れ家的バーやレストランが密集するゾーン。
まあ、ニッポンでもいちばんハイセンスなエリアのひとつだろう。
ところがー。
小さなビルの2階に登ると、瀋陽の場末の料理屋のような光景が広がるっ!
瀋陽とは旧満州国時代、日本人が勝手に奉天、と呼んだまるで沿岸部から遠く離れた最北の街。
なんでわざわざ北青山にそんな光景を広げなきゃいけないんだかまるっきりワケワカンナイがワタクシはこんな雰囲気が大好き。

ドアを開けると瀋陽の料理人、というよりそのへんで転がってるおっさんのような中国人シェフと古きよきニッポンのコメディアンのような日本人のオーナーらしきおっさんが暖かく迎えてくれる。

Imgp2656 ピータン
フツーです。もう少しねぎをさらして、そして細く切って欲しい。

この白ねぎの切り方でなんとなくがっかりしたりもする。

Imgp2659 腸詰
フツーです。

ねぎの件は上に同じ。

だんだんがっかりしてくる。

餃子は中国東北地方の喰いもので、現地では焼かずに茹でる、蒸すものであることはご存知のとおり。
だから、瀋陽餃子、と銘打つこのお店には焼き餃子は
・・・あるっ!
うわああああああああん
しかも蒸し、も水、もちゃんとあるけどその他はココナツミルク味だかなんだかのキワモノだけ。。
餡の変化を楽しむ本来の瀋陽での餃子とはどうも趣向が違うようだ。

Imgp2661 水餃子
皮の弾力がまるっきりなくなっているし、むっちり固すぎる餡はニクの旨みもまったくしない。
浸ってるスープもまるで平凡なもの。

Imgp2662 えび蒸し餃子
皮の弾力は水餃子同様。

餡はもはやパサついていて喰うのが苦痛、の領域。

Imgp2666 「名物」スーラーマーボー
ぐわああああああああああああああ
唐辛子100本小口切りしたこの凶暴なルックス!
いや、おそれいったよ。たしかにコレだけマーラーが効いてたら味覚のレベルを超越して

笑えてくるっ!
でも
喰ってるうちにだんだんと
ハラがたってキターー(´д`)

Imgp2668 じゃがいもの黒酢炒め
フツーでした。

料理の順番や量について、うるさくなく、しかもとても楽しく親切に教えてくれる。
気さくなオーナーとシェフ。
たのしいのだけど、やっぱり料理はよい、とは言えず。
残念。

そういえば、瀋陽あたりでは、仕事に困ったおやじはスグ、料理屋をハジめる、というハナシを聞いたことがある。

タロちゃんとこのおとーさん、仕事クビなって餃子屋はじめたらしい、ってな具合で

しかも、まあ、たいがい半年、一年で潰れるとも聞いた。

まあ、なんとなくそんなトコロの味ってこんなのかなあ、とも思う。

だから、ココも「本場的」といえば本場的。

でも、

もちょっとがんばてくりい~

餃子酒家チャオズ

東京都渋谷区神宮前5-50-1 山路ビル2F

2006年7月14日 (金)

大阪、玉出、一休のたまゆラーメン

これまたデンジャラスシティー大阪のスーパーデンジャラスゾーン、西成の極上ラーメン

Img_4383 じゃーーーーん

たまゆラーメン

ウマそうでしょ?

めっちゃウマいですっ

細麺ストレート、コクのあるとんこつスープ、とろっとろのチャーシュー、そのすべてが絶品。

そしてさらにこりっこりの木耳やら香り高いゴマなどが載っているがとにもかくにもこのラーメンを他とは違うものにしているのはとんこつスープの上面に載せられる「たまゆ」

なんの油かしらないけれど、コレがスープのコクをさらに何倍も増してくれる。

「博多ラーメン」ってうたってるけど、博多でもここまでウマいラーメンにはめったに当たらない。ウマいっす!

博多ラーメン一休

大阪市西成区玉出中2-16-6

2006年7月12日 (水)

神戸元町、順徳の広東料理

神戸にも、規模は横浜に比べるべきもないが南京町と呼ばれる中華街がある。でも、神戸ではここではなく、少し山側へJRの線路を越えたあたりにウマい店が多く点在している。そんな神戸の中華、その中でもダントツにお気に入りがここ、順徳。開業してまだ20年も経たない新しいお店。

Img_4357 ミル貝の葱油和え

上には見ごとな白髪ねぎがどっさり。

パクチーはもうちょっと欲しい(´д`)。

Img_4359 ねぎをかきわけると

下からミル貝がっ。

こりっこり。そしてしゃきしゃきの白髪ねぎとの食感はすばらしい。チョイスから外せません。

Img_4361 魚介三種炒め

オーソドックスな料理だけどここのほどウマいのはまだ出会っていない。

きれいな球形に揚げられたじゃがいもの巣を目の前で割ってくれるの。

すこし焦げ目のついた魚介と葱がミソ。香りにめりはりが付きます。

サイコーにウマいです。外せません。

Img_4367 外せないものが続きますが春巻きもサイコー。

外せません。。

ぱりっぱりの皮もすばらしいが、中身がもっとすばらしい。

ごぼうやたけのこといった根菜に海老が絡む。餡かけていないのでその素材の食感そのものが楽しめるん。

ところがっ!

Img_4371 ここでは焼きそば、焼き飯も外せないっ!

かりっかりに揚がった麺のエッジ、でも中に進むとコシのある、ほどよい麺が。もちろん海老、いか、豚、それにチンゲンサイなどが入った餡も最高。

Img_4377 チャーハン。

米ひとつひとつに油が回り、しかも全体はパラッと仕上がる。具のチャーシューがこれまたウマウマなのでとてもよいアクセントに。

横浜、大チン楼別館と同じ広東だということで比べてしまうと、メニュー構成、味ともに少し日本人の好みに寄った構成。でもマーケットの規模を考えるとそれはしかたない。

でもそんなハンディーがあったとしても、それを越える技術とサービスを怠らないお店。

でたらめな順に単品を頼んでも、きちんと厨房とホールがこっそり連携、その内容を把握して、最高のタイミングで出してくれる。オーナーの奥さんが仕切るホールのウエイトレスも大チン楼同様、きちんとしたチャイナドレスで、必要充分なサービスを振舞ってくれる。

ここも、最高のレストランだ。

順徳

神戸市中央区北長狭通3-4-7

心斎橋、ガネーシュのアイスチャイ

ワタクシが小学校3年生のときの社会科の教科書には、銀座の銀ブラ、心斎橋の心ブラ、と大都市の繁華街の端的な例として紹介されていた大阪、心斎橋。

それから40年。いまや見る影もない。老舗はバブルで逃げ、その跡にはとなりのアメリカ村から、チンピラが経営する薄汚ねえ東南アジア雑貨屋とか、いまどきどっから仕入れたのかわからんTシャツ屋なんかがはみ出してきて並ぶただの駅前商店街だ。

その心斎橋筋商店街から1本東の通りにちいさなコンクリートのビルがある。

表参道ヒルズの大失敗でデザインもヘタだとバレたのはごく最近の話。昔からアタマと性格と顔とファッションセンスは悪かったが、まだ誠実に仕事だけはやってた、初期の安藤忠雄の作品。

「あしたの箱」ビル。ずいぶん昔から、こちらはきちんとかわいい雑貨を売る「あしたの箱」という1階の店はなくなったのか、でも2階のインド喫茶ガネーシュは健在。

_img_4315 アイスチャイ。

コクのある茶と牛乳の組み合わせが抜群にウマー。

暑い夏はここのアイスチャイが最高だよ。

大阪って、インドのお茶を飲ませる店がきわめて多い。

むかしからそれはそれはおいしいおいしいヴィンテージウバを出してたムジカ、ブルース・ガフのような手作り建築のつくりが最高のカンテグランデ(中津本店)。。

いずれもステキなお店だけれど、ボクの大好きなアイスチャイはここがやっぱり一番だ。

ガネーシュ

大阪市中央区心斎橋筋1-4-1あしたの箱ビル2F

2006年7月11日 (火)

【また】大阪なんば、不夜城の上海料理【また】

芸術品としての広東料理に対して素材を素朴に楽しむ傾向にある上海料理もまた捨てがたい。前回おどろいた不夜城へまた驚きにっ!

Img_4295

おっちゃんが覚えててくれて

ほい、って表でゆでてたあひるのたまごの茶煮をくれた。茶だけじゃない。八角やらなんやらで微妙に味付けされたゆでたまご。

こんなもんがこれがウマい。ヤバいよ。やっぱり。

Img_4300 蒸し鶏の紹興酒。

あのさあ、これ、同じ量で前夜喰った南翔の1/4の値段。

安けりゃええっちゅうもんじゃなくて

めっちゃウマなのよ。南翔の5倍はウマい。

ようするにコストパフォーマンスは20倍。

蒸してなおジューしいなニク。紹興酒の香りがほんのり甘く、すでに夢の世界へ。

Img_4302 セロリ炒め

このテカっとした炒め上がり。

セロリといっしょにあひるの皮がっ!コレがまたええ出汁出すん。たまらんっ!

そして。。

Img_4304 ぼっかーーーーーーん!!!

豚とイカの鴨の血炒めっ!!!!!!!!!!

本日のメーンはコレだっ!

説明できない(´д`)

コクとともにすべての素材が渾然一体となって迫るっ!

最高の一品。ほんとうに夢の世界。あああああああああウマい!

Img_4307 こここんなもんを日本で食えるなんて思ってもみなかった。

生麩のニク団子。

とろーんとした中国生麩にジューシーきわまるニク団子が包まれる。

ニク団子の構成は小龍包に似た、生姜の強いもの。

これまた比較してしまうが南翔の小龍包の700倍くらいウマい。

ニクのウマミが完全に引き出されてます。

Img_4311 断面もご覧いただいちゃおー

コレです

驚愕のニク団子わっ!!

Img_4314 〆のチャーハン

うううううううううううううううううううううううううううううううううううーまーいーっ!!!

でもミックスベジーって(´д`)

コレはやめてほしかったなー(´д`)

もちろんコレだけ完璧に作られたチャーハンだからそれもまあ

前回の黄韮炒めのカニカマと同様、コスト削減のご愛嬌ってトコか。

週末の夜7時というのに客はゼロ(´д`)

入りにくいからなー。どうみたって垢抜けないピンサロ だもん。

トモダチイッパイツレテマタキテネーと渡された名刺には

不夜城2店ともう1店は、、

「花嫁学校」(´д`)

いっしょうけんめい考えた究極のビジネスがピンサロだったカー(><!

まあ、そーゆーセンスなんだわ。

でも、ワタクシ、そーゆーセンスが好きです。

すくなくともNobuと南翔のポートフォリオの7000倍好き。

不夜城

大阪市中央区千日前1-8-6 リビックビル1F

2006年7月10日 (月)

神楽坂、夜明けの天下一品こってり並

24時半、なぜかニコタマから神楽坂のバーにたどりついたら全員爆死。しかたないのでひとり飲み続けた(´д`)。

途中、中抜け。

南翔で欲求不満のハラを満たすべくテンイチ。

Img_4284 こってり並。

関西で流行り始めたのはワタクシが高校生のころ。30年前。。

いまとは状況がちがうぜ。まぢでこんなウマーなもんあってええんかー思ったよ。

いまでもワタクシにとってはウマーなラーメンのひとつ。

どこでも、いつでも食えるテンイチってばすばらしい。

化調?

好きだよ、オレ(´化`)

Img_4288 あしたも待っててくれるって。

でも、ごめんね。

天下一品

全国随所にあります

川崎アゼリアの南翔饅頭店

南翔饅頭店。

中国、上海の名店である。

名店、といえどもそこは上海。しかも観光地の目立つ立地。

中国全土から小汚ねえ中国人が安くて(一皿6こほど入って30えんくらいだった)ウマい小龍包を求めて長蛇の列を作る。少なくとも10年前までは。(まるでまあ、大阪・アメリカ村の甲賀流たこやきみたいなもんだな、もっともこっちは超マズいがなっ。)

その南翔がその開業に合わせて六本木ヒルズに出店したのは記憶に新しい。六本木ヒルズである。小汚ねえ中国人に代わって今度はビューティフルな出で立ちのニッポンの高級婦女子が列を成す。行列はいやなので喰ったことはなかったが値段はチェックしていた。6こで800円えん!価格差、上海の20倍以上。。そのほとんどすべては材料費や直接人件費ではなく、家賃と本社経費と儲けだろうことはなんぼアホなワタクシにも容易に推測できる。

その後、川崎アゼリア、そしてごく最近大阪心斎橋にも出店した。

なんで川崎かよくわからんが「大阪・ぼてじゅう」や「家族亭」、「はげ天」に「五右衛門」とマ●いチェーン店の並びに上海と同じ黒地に金文字の「南翔饅頭店」はあった。

豪華だが何度見ても解らぬメニュー。解らぬから少々いらんもんが入っていてもみなコースメニューを選択。ワタクシはそんなに散財する気もないのでコレは単品ないんか、アレはどうやねんとしつこく食い下がり、結局コースメニューにしか記載のない料理もすべて単品で発注可能であることが判明。

Img_4274 蒸し鶏 

少なくともマズくはない。

特別ウマくもない。

まあ、こんなもんか?

Img_4277 油飯 

な、なんでいきなり2皿目がメシもんやねん(><?!

メシは濃い飴色をしているが見事になんのウマミもない。

Img_4278 上海蟹みそ入り春巻

な、なんでいきなり3皿目が揚げもんやねん(><?!

でも、少なくともマズくはない。

とろっとした餡と薄く、サクっとしたコロモ。

Img_4280 カイラン菜のXOジャン炒め

特別優れたわけでもない今やフツーのXOジャンに浸ってでてくる

へろへろの葉っぱが4、5枚

(´д`)

なにがいいたいかって、コレ、1500えん(´д`)~

Img_4281 つぎ、汁そば(><!

ど、どーゆー順番で出す気やっ!

小龍包はどないしてんっ

でも、少なくともマズくはない。

ちゃんとした上湯、ちゃんとした麺。

ただし量はスゴく少ない。おちゃわん一杯。

Img_4283 そしてやっと最後に小龍包。

上海の本店では以前はコレとスープしか売ってなかった。ようは饅頭店、というのは小龍包屋である。小龍包の名店の小龍包。ウマくないはずはないっ!

だけどっ!

ウマくねえっ!

スープがぴゅっと出たらええんカー、糞っ!

ニクのウマみはこれっぽっちも感じねえ。

おまけに皮の弾力も完全に失われてぱすぱすだっ!

コレにビール2杯ほど飲んで会計。いちまんえんじゃくううううううう(><??!!レシートを見るとサービス料が10%(><!

出鱈目な出し順。証拠にコースを頼んでいた両隣とも出し順が違う。小龍包が蒸しおわるとテキトーに出すだけなのだ。なんら特別なサービスを受けた記憶もないし、どちらかといえば無茶苦茶や。

今年の正月はワタクシ、上海にいた。7、8年ぶりに訪れた南翔饅頭店は屋上屋を重ねて増築されたお店に以前とは異なり、ビューティフルな装いの中国人が列をなしていた。

そして、料理は川崎のをフィードバックしたのか、と思えるほど以前のウマみは消えていた。

川崎市川崎区駅前本町26-6-417 川崎アゼリア中4番街

南翔饅頭店

2006年7月 7日 (金)

【あらためまして】横浜中華街、大珍楼別館【これでもかっ】

5日前、初めてお会いしたとは思えぬ横浜ほにゃらら日記のアリーマ姐さん。いまやすっかり「1号」「2号」(改造人間消化器番号)と呼び合う仲だっ。(どんな仲やねん?!)

そんな姐さんから突然の呼び出し。反省会、だそうだ(´д`)。

ワタクシ「で、ドコで?」

姐さん「大チン楼」

(´д`)~

ただ喰いたいだけやんけっ!

で。

Imgp2632 鳥足の辛味煮込み

大チン、って毎日日替わりで1品、半額メニューがある。

いつも、ワタクシがいくときは「酢豚」とか「エビチリ」だとかで、半額、といえどもどうも食指が動かん。

アリーマさんに「ワタシの時は豚バラの南乳揚げやった」と前回告白され、蹴り倒したくらいだ。

でも今日は、コレが半額!400えんだよっ!!

で。

甘い。辛い。そして酸っぱい。

3つの味覚が渾然一体となったタレ。そして本場感を盛り上げる複雑な中国ハーブ。

うーまーいー!!!!!!!

Imgp2634 せんまいの葱生姜あえ

こりっこりのせんまいと熱い葱油をさっとかけられ、しんなりしてコクの出た葱がっ

●●ー。

Imgp2636 例によって例湯の出汁ガラ。きょうはなんとコーン、にんじん、そして鶏だっ。

これまたゆったり煮込まれてやわらかーく、ウマー。スープは少々白濁。塩味は抑えてあるのでスープ本来のコクを存分にたのしめるっ!

Imgp2638 そしてメインに進んで天使えびの香り揚げ。

漁師風の揚げ粉をとりさったものかと思ったら、これがまたぜんぜん違う手法。エビにとてつもなくウマーな味付けがなされてるんだっ!

ぱりっとした食感、ウマウマな味。アタマからシッポまで。あっという間になくなった。。

ここでこりゃまた奇声が発せられるっ

キャベツをこのタレにつけたらウマいいいいいいいいい

センマイの葱生姜のタレ(↑参照)に漬けて喰ってるのだ。

試した。

なるほどおおおおおおおお

キャベツのぱりぱりが葱油でしんなりしてコレがまたウマいんだね

Imgp2641 そして箸休めにしめじの香草和え。

パクチーの香りとさっと蠣油に通されたしめじがウマー

で、ここでパクチーちょっとちょーだい、って頼んでみたら

大チンのおねいさんがにこにこと持ってきてくれた。山盛り(´д`)。

写真撮るのわすれたあ。

Imgp2639 そしてメイン第2弾は五杯鴨。

三杯豆腐、三杯鶏と試してきたこのシリーズだが、鴨にして、そして五杯にしてこれまで以上のパフォーマンスを見せ付ける!

ウマすぎます。。。

Imgp2644 〆は絶対外せない鹹魚炒飯。

干し魚、である

パラッパラでありながらじっくり油の回ったこの炒飯、

これまた絶品だっ!

Imgp2646 さすがにぐるぢい、と悲鳴も聞こえてはきたがしかし、すでに胃は底ヌケてる。

そばもイケっ!

大チンにきたら茄子ははずせねえぞっ!

茄子のイーフー麺

絶品です。。

さて、大チン喰うたびに思う。

ココよりウマいトコはあるのか?と。

香港で飛び込むレストランはどこもさすがにウマイ。

でも、中には大チン同等の店も探せばあるが、まあ、めったに出会わない。

ようは本場で喰うよりウマいのだ。

そして一人一食5万円の高級店とくらべても。

すばらしい!恐るべし大チン!

2006年7月 6日 (木)

品川、高輪古今の焼鳥、蕎麦そして古今唐菜の中華

品川駅から少し第1京浜を横浜方面に向かう、御殿山の麓。高級マンションの一階にある蕎麦の名店、古今。ここってば、蕎麦屋なのに焼鳥も売りだ!

薀蓄系の多いそば屋にして、この無節操さが好き。

そして・・・・・・・・・・・・・

中華も売りなのだっ!

といっても、店の隣の同じ店主による湖南料理店、古今唐菜から持ってきてくれるん。

古今唐菜。。

ああ、ネーミングまで無節操だっ!

Imgp2626 肉汁じゅうじゅうの

つくね

とか

Imgp2627 こってり

やわらかい

皮やモモを食ってから

Imgp2624 鶏の湖南風唐辛子鍋っ!

鶏肉は保障済み、

もちろん本格的な唐辛子いっぱいの湖南料理がウマい。

Imgp2628 ア、アホっ

エビマヨ頼むなよぉ~

おやじってば、お、エビマヨ、とかいいやがって頼んじまいやがった。

ヘタ打つとカシューナッツまで頼む勢いなのでそれは強行阻止した。

でも、ここだから、エビマヨだって(そこそこ)ウマいっ!

Imgp2629 〆のざるそば

ざる、なのに海苔をぶっ掛けないところがステキ

完璧なコシ、さわやかなのど越し、蕎麦の香り。

さすがウマいです。だってそば屋だもん(´д`)

人間、こんな無茶苦茶な組み合わせを楽しめるもんなんやあ。

恐るべし。人間。

高輪古今古今唐菜

東京都港区高輪 4-24-58 アパートメンツ33 1F

2006年7月 5日 (水)

新宿、アカシア

いまから25年も前のお話、ゴールデン街をヌケたあたりのプロダクションに毎日通ってたワタクシはロールキャベツを何度か喰った。

単に安かったから。ロールキャベツとライスで330えんだったと思う。ウマいとは思わなかった。逆にマズい、と思ってた。他のあらゆるメニューは試したことがない。他のメニューはロールキャベツに比較するとべらぼうに高かった。

一昨年羽田空港に出店、何度か前は通って知ってはいたが、あまりに明るいつくりで入ったことはない。で、25年ぶりの新宿アカシア。

Imgp2594 ハンバーグ。

ほくっとした歯ざわり、濃厚なドミ。

むこうに隠れるくたくたのサラスパ。

Imgp2599 ほたてコロッケ

クリイミイなクリーム(当たり前だなっ)、

さっくりした揚げ。

Imgp2601 ポークシチュー(小)

マズー!

ロールキャベツのクリームシチューと同じシチューがやっぱりマズい。

昔は「ロールキャベツのアカシア」って書いてあったくらいだからこのクリームシチューが看板なのになんかヘンなニオイがするっ。よく煮込まれたポークはとってもおいしいのに。

25年前の悲しい過去がきゅーげきに蘇ってきたあ~。

Imgp2604 オムライス。

見た目は冷凍っぽいぞ、と思いきやクチにいれるとふくっとしたたまご。これまたふくふくとしたライス。ウマいですっ!

とても幸せな気分になれる大衆洋食。店内は25年前とまったく変わっていないと思う。でも、ぴかぴかに磨き上げられた上質な家具が老舗を物語る。

クリームシチューだって好きなひとはきっと大好きなんだと思う。

ワタクシはコレだけはやっぱりダメだけど。

クリームシチュー以外はとてもおいしいです。

アカシア

東京都新宿区新宿3-22-10

2006年7月 4日 (火)

【そして】横浜中華街、大珍楼別館【やっぱり】

バーゲンシーズンだからな。ボーナスも出たしな。みんなみなとみらいでみみみっとお買い物だろ?オレはボーナスなんてないしなっ。こんなときこそ、またーり中華街だっ。毎夜中華街(´д`)。やっぱり飽きずに大チンだ。

Imgp2582 例湯

つぼの中が澄んだスープ。

手前の皿はスープの出しガラを引き揚げたもの。

スープとは別途タレで喰う。

実にさまざまなモノから出汁を取ってることがよくわかる。豚バラ、豚足、かぶ、葱。。

出汁終わってるとはいえ、これらが渾然一体となった歯ごたえとウマみは絶妙だぁ。タレがまたよくできてるのでコレだけで充分な一皿だわ。

Imgp2583 そしてつぼの中のスープ。

こ、これわっ

ウマー!

Imgp2579 蒸し挽肉。中華風ハンバーグ。

トッピングはあひるのたまごと干し魚から選べるが大好きな干し魚に。

実はこの料理、ココにしてはオーソドックス。悪く言えば平板。挽肉がていねいに練られているのでどっちかっちゅうとカマボコっぽい食感。カマボコはスキだが、コレに期待したのはもうちょっと肉汁ぷちゅ系だった。

だからダメかというとこれがっ!

上記のスープと交互に喰うとっ!!

●●ー

オレは天才だと思ったね。大チンのメニュー選びだけだけど(´д`)。

Imgp2578 前回、豆腐バージョンで卒倒した3杯シリーズ、

今回は三杯鶏だっ!

絶品~

Imgp2586 そして久しぶりに香港漁師料理、ってヤツ。

魚介を1点選び、それを揚げたものに唐辛子でアクセントをつけた揚げ粉がまぶさるこの料理。大チンだから、揚げの技術1本勝負がこれまた

●●ー

そしてはじめて選んだ天使えびがこりゃまたぶりっぶりっで

タマランっ!

アタマから

ミソがじゅっるじゅる

出てくるよおおお~~Imgp2588

〆の麺は牛肉の河粉。

河麺、と書かず、粉である。和訳には「キシメン」となってるが、

少し長細いが河粉でできたダンゴである。

モッチモチでウマいの。

モチろん大チンだから炒めはサイコー。

ご存知の通り、大珍楼は中華街じゃ大企業だ。本館、新館、それに別館。小田原にも支店がある。だけどこの別館だけは小さな単店でも味わえないような繊細な味を確実に出す。サービスだっておねいちゃんたちの笑顔を見たこともないが、もちろん不愉快な思いなんかしたことなどない。ちょうどいいサービスだ。

恐るべし大珍楼別館。

ワタクシはココをココロから愛して松。ココココっ

2006年7月 3日 (月)

横浜中華街最後の聖地、天龍菜館

ネット上はもちろんテレビでも「極秘」扱いで紹介された天龍菜館。曰く、横浜中華街最後の聖地。ちなみにオレのセイ器は最後の仇花を満開にしてるがなっ!

自称80ちゃいという爺がまったく一人で製造、接客を行う。しかも、店舗はマンション1階のガレージ、厨房は3階の自室にあるらしいので、製造時は接客など望むべくもない。

その程度の予備知識は予め仕入れた上、そんなこともこの店が聖地であることの勲章、とばかりに楽しみのひとつとして、ドコから現れたのか、全身消化器と化した男女7名で押し入った。

Imgp2539 春巻き。

中国表記では爆巻蝦春野菜

う、ウソです、で、でたらめですぅ~  

この店ではちょっとマニアっぽくイかなきゃと思っただけ(´中`)。

で、この春巻き。フツウでした。

Imgp2546 どっかーーーーん

でたでたあ

ネットで見ていたこの見栄えっ!

干し豆腐、湯葉、木耳なんかが牛肉と炒めてある。

ウマいよおお~ すこし木耳がぶにょっとするけど箸がとまんねえ。

あっというまに全部なくなったっ!

Imgp2548 つぎは白菜の味噌煮込みっ。

ありゃ、ニクがさっきのと一緒だにゃ。

しかも大量なので早くも徐々に箸のペースが緩む。。

Imgp2552 キタキター

豚ちゃんよ~ たけのこ、高菜といっしょにいい♪

ブフっ!

しょっぱー

これわ喰えんわあ~

なんかの間違えだったんだろうな。

Imgp2557 そして、鶏のスープ。

手足クビ、まるごと。手ってあったっけ?

ずっと茶色い炒め系が続いたのでよいタイミングでのスープではあったがいまいち感動しない。。

Imgp2559 酢豚。

黒酢がいいかんじ。

でも、酢豚ならもっとウマい店がいくらでもある。

Imgp2563 モツの煮込み。

白菜の酢漬けが添えられてて、コレがウマい。

どうもここまで似たような味が続いたからかなりいい箸休めになる。

でも、もつそのものは少々くたくたやわあ~。

Imgp2567 最後にイカ、セロリ炒め。

ごく、

ごくフツウです。。

聞くところによると、やっぱりココはスゴいらしい。

ただし、事前の綿密な爺との打ち合わせと客側の準備が必要なのだそうだ。

曰く、あの材料をこうして、この順番で、カチッとコンロを持参するからアレとアレで鍋をして。

ようは相応の知識があって、あるいは相当の人格でもって80歳の爺に1夜のメシをめぐって指示し、コミュニケーションせねばならないのだ。

そうでなければタダの物見遊山になってしまう。

そして我々はものの見事に物見遊山をしてしまったのだ。

日頃の指向とは正反対の行動をとってしまったのだ。

メシ、ってなんだろう?とたまに考える。

ひとりかっこむコンビニでインスタントラーメンとおにぎりでもハラいっぱいになる。あわせても200えん台だ。

あるいはとびっきりの美人をウマい具合に捕獲するためにパークハイアットでグリルを召し上がる御仁もいらっしゃるだろう。その場合は10まんえんくらいかかるのかしら?

どちらも楽しい1食だ。

メシの価値は値段にはない。

生命維持のための1食ではなく、ボクらはメシととともに周りの環境を喰ってる。

だからとても楽しいひとときだった。

でも、スゴくもなければウマいとも思わなかった。

この材料をこうして、と頼んではじめて最高のテクニックが駆使されるのか?

最高のテクニックを駆使することができるなら

あらゆる料理に駆使して欲しかった。たとえ、予約しなくても壁にかかってるラーメン、ってメニューにおいても。

中途半端にも料理の知識などなく、これからも勉強しようとしない自堕落なワタクシはここではない、飛び込むだけでウマーなところに今後も飛び込むことだろう。

そうでないとまた、意に沿わない物見遊山を繰り返してしまう。

きっと意に沿わない物見遊山を一緒にしてまったアリーマさんもどうやら似たご意見(´д`)。

これは、愛だな、餃子のようなもんだよ(´消化器専門出会い系`)

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