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2006年7月12日 (水)

心斎橋、ガネーシュのアイスチャイ

ワタクシが小学校3年生のときの社会科の教科書には、銀座の銀ブラ、心斎橋の心ブラ、と大都市の繁華街の端的な例として紹介されていた大阪、心斎橋。

それから40年。いまや見る影もない。老舗はバブルで逃げ、その跡にはとなりのアメリカ村から、チンピラが経営する薄汚ねえ東南アジア雑貨屋とか、いまどきどっから仕入れたのかわからんTシャツ屋なんかがはみ出してきて並ぶただの駅前商店街だ。

その心斎橋筋商店街から1本東の通りにちいさなコンクリートのビルがある。

表参道ヒルズの大失敗でデザインもヘタだとバレたのはごく最近の話。昔からアタマと性格と顔とファッションセンスは悪かったが、まだ誠実に仕事だけはやってた、初期の安藤忠雄の作品。

「あしたの箱」ビル。ずいぶん昔から、こちらはきちんとかわいい雑貨を売る「あしたの箱」という1階の店はなくなったのか、でも2階のインド喫茶ガネーシュは健在。

_img_4315 アイスチャイ。

コクのある茶と牛乳の組み合わせが抜群にウマー。

暑い夏はここのアイスチャイが最高だよ。

大阪って、インドのお茶を飲ませる店がきわめて多い。

むかしからそれはそれはおいしいおいしいヴィンテージウバを出してたムジカ、ブルース・ガフのような手作り建築のつくりが最高のカンテグランデ(中津本店)。。

いずれもステキなお店だけれど、ボクの大好きなアイスチャイはここがやっぱり一番だ。

ガネーシュ

大阪市中央区心斎橋筋1-4-1あしたの箱ビル2F

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