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2006年7月 3日 (月)

横浜中華街最後の聖地、天龍菜館

ネット上はもちろんテレビでも「極秘」扱いで紹介された天龍菜館。曰く、横浜中華街最後の聖地。ちなみにオレのセイ器は最後の仇花を満開にしてるがなっ!

自称80ちゃいという爺がまったく一人で製造、接客を行う。しかも、店舗はマンション1階のガレージ、厨房は3階の自室にあるらしいので、製造時は接客など望むべくもない。

その程度の予備知識は予め仕入れた上、そんなこともこの店が聖地であることの勲章、とばかりに楽しみのひとつとして、ドコから現れたのか、全身消化器と化した男女7名で押し入った。

Imgp2539 春巻き。

中国表記では爆巻蝦春野菜

う、ウソです、で、でたらめですぅ~  

この店ではちょっとマニアっぽくイかなきゃと思っただけ(´中`)。

で、この春巻き。フツウでした。

Imgp2546 どっかーーーーん

でたでたあ

ネットで見ていたこの見栄えっ!

干し豆腐、湯葉、木耳なんかが牛肉と炒めてある。

ウマいよおお~ すこし木耳がぶにょっとするけど箸がとまんねえ。

あっというまに全部なくなったっ!

Imgp2548 つぎは白菜の味噌煮込みっ。

ありゃ、ニクがさっきのと一緒だにゃ。

しかも大量なので早くも徐々に箸のペースが緩む。。

Imgp2552 キタキター

豚ちゃんよ~ たけのこ、高菜といっしょにいい♪

ブフっ!

しょっぱー

これわ喰えんわあ~

なんかの間違えだったんだろうな。

Imgp2557 そして、鶏のスープ。

手足クビ、まるごと。手ってあったっけ?

ずっと茶色い炒め系が続いたのでよいタイミングでのスープではあったがいまいち感動しない。。

Imgp2559 酢豚。

黒酢がいいかんじ。

でも、酢豚ならもっとウマい店がいくらでもある。

Imgp2563 モツの煮込み。

白菜の酢漬けが添えられてて、コレがウマい。

どうもここまで似たような味が続いたからかなりいい箸休めになる。

でも、もつそのものは少々くたくたやわあ~。

Imgp2567 最後にイカ、セロリ炒め。

ごく、

ごくフツウです。。

聞くところによると、やっぱりココはスゴいらしい。

ただし、事前の綿密な爺との打ち合わせと客側の準備が必要なのだそうだ。

曰く、あの材料をこうして、この順番で、カチッとコンロを持参するからアレとアレで鍋をして。

ようは相応の知識があって、あるいは相当の人格でもって80歳の爺に1夜のメシをめぐって指示し、コミュニケーションせねばならないのだ。

そうでなければタダの物見遊山になってしまう。

そして我々はものの見事に物見遊山をしてしまったのだ。

日頃の指向とは正反対の行動をとってしまったのだ。

メシ、ってなんだろう?とたまに考える。

ひとりかっこむコンビニでインスタントラーメンとおにぎりでもハラいっぱいになる。あわせても200えん台だ。

あるいはとびっきりの美人をウマい具合に捕獲するためにパークハイアットでグリルを召し上がる御仁もいらっしゃるだろう。その場合は10まんえんくらいかかるのかしら?

どちらも楽しい1食だ。

メシの価値は値段にはない。

生命維持のための1食ではなく、ボクらはメシととともに周りの環境を喰ってる。

だからとても楽しいひとときだった。

でも、スゴくもなければウマいとも思わなかった。

この材料をこうして、と頼んではじめて最高のテクニックが駆使されるのか?

最高のテクニックを駆使することができるなら

あらゆる料理に駆使して欲しかった。たとえ、予約しなくても壁にかかってるラーメン、ってメニューにおいても。

中途半端にも料理の知識などなく、これからも勉強しようとしない自堕落なワタクシはここではない、飛び込むだけでウマーなところに今後も飛び込むことだろう。

そうでないとまた、意に沿わない物見遊山を繰り返してしまう。

きっと意に沿わない物見遊山を一緒にしてまったアリーマさんもどうやら似たご意見(´д`)。

これは、愛だな、餃子のようなもんだよ(´消化器専門出会い系`)

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コメント

写真、きれいに撮れてますね~
口の中にあの例湯の味が蘇りまふ・・・
どうも、右隣に座っていた消化器系女です
こんにちは、お疲れ様でっす!
あの店は行ってみたいな~、でも入り辛いな~と思ってたんでアタシは嬉しかったですねぇ
しかし、妥協を許さない旨いもん食いの方々は点数カライのぅ。。とはいえ、アリーマさんもおっしゃるように最高の調味料は楽しい仲間♪ってことで大変満足な一夜を過ごすことができました!ありがとうございました
また機会がありましたら是非ご一緒させてくださいませ♪

おお、まりたん~コメありがとー。
オレ、妥協、ぜんぜん許すで(´д`)。
まりたん、スープ、ほとんどひとりでイったからなあ(´消化`)~
また、いこうな~

おお、的確なお料理解説ありがとう。そっちに振ってよかったわ。
悪戦苦闘の末に送ってくれた写真、見ただけで終わって済まんね。「全体に茶」なイメージが再確認できたから、役にたってるんだよ。写真改めてみても、食欲わかん。

「愛は餃子」「消化器な出会い」
ま、それでよしとしとこう。
おかげで、明け方食べた水餃子が、モノスゴクうまく感じられたし…人生メリハリだね。

>人生メリハリだね。

異議なしっ!
オレの人生は意味なしっ!

あれま~、失敗ですか!

料理の写真はめっさヤバそうなんだけどなぁ。

たぶん、ハーレムでウハウハな状況に食の神様が嫉妬したのでしょう。

参加できなかった心清き青年の無念の涙が、天に届いたような気がする~

ほっ、ほんまたん~
ひっ、ひとことでいうなら失敗、でした(´д`)。
ヤバそうでしょ?まずくもないのよ(ウマーとも思わなかったけど。。)、もちろん。でも、相当な一本調子。このあたりが「キチンと事前協議」が必須とされる理由なんだろうにゃあ。
ココロ清き青年??××
実はそのあたりのまんどくせえプロセスの存在のすべてを読み抜いていた悪魔かと思ったぜ(´д`)

いぬわんとワタシは「我々が脅してもすかしても、泣きついても抱きついても(抱きつく場合は二人がかりか?)、引っ張り出せない頑固な若者」と、驚いていたのだな。そーか、泣いてたんか。そうかい。
よちよち。

しかし、うまいまずい以前に、何故にあそこまで評判になったか、それがフシギなのですよ。「青春アミーゴ」な僕らは、すべてにわたってぴったりと息のあった、同じ感想だった。ほんまサンの意見も聞きたかったよ。

あ~、それから、余計なお世話コメント。

1.トリの手足首は「モミジ」という。
2.パークハイアットの飯は、クソマズイ。どうせ同じ新宿で投資するなら、センチュリーのほうがまし。親密度を増したきゃグランドハイアットのオークドアかね?

元ホテルマンの役得情報でした(色づいた背景ゼロなのが悲しい)。

どのみち、そんな投資はしませんって(´貧`)

私も2回行って、みな「茶色い」という印象でした。

アリーマさんのほうにも書きましたが、私はここは「現地の路地裏で食べる広東の田舎の家庭料理と薬膳料理」といったイメージでいます。

うーん、なんか残念なお店ですね。
やっぱり場所とか80歳で調理!とかそういう要素もあるんでしょうか?

あ、でも私も参加したかったです。

siu+さま>
ありがとうございます。
そうですね。レストランの絶品食、ではなく家庭料理。そう捉えるのが理解しやすいと思いました。ありがとございますー。

ひとりメシさん>
うん。80歳ってのはやっぱりあるのかな?でも上のsiu+さんのご意見にすごく賛同。家庭料理、なら80歳でもOKなはず、というか80歳だからこその味が出てるのかもしれないっす。ワシはまだ若いから(´д`)。
今度、ぜひご一緒しましょうー!

さっきのホテルめしだが、ワタシはビタ一文使ってない。色づいた背景も無しに・・・

私も同じ(´貧`)。

昔のホテル勤務もいいことがたまにはあった、つーことよ。

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