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2006年6月30日 (金)

銀座8丁目、かめやの立ち食いそば

立ち食い王国、おやぢ天国、新橋寄りの銀座8丁目。東京中に点在するかめや。

Imgp2528 エッジの立ったきちんとした麺、

ほぼ揚げたての天ぷら、

出汁がしっかりしてることがわかるかえし。

だけど、このかえしがしょっぱい。

去年のいまごろこのかえしで荒らした唇がこのまま一生がさがさのままだ。

それから一年ぶりにまたがさがさにしてまった。

かめや

東京都中央区銀座8-5

2006年6月18日 (日)

新宿、東京麺通団のうどん

関西人なんだからうどん派だよね、と差別的発言を繰り返しうけてきた40数年。残念ながらワタクシ、うどん派ではない。まあ、ものの見事になんでも笑って喰える(Rアリーマ)のでうどんだって喰うには喰うが、どちらかといえばそばだ。

東京にはマトモなうどん屋がないんだよね、と逆差別する関西人も見苦しいが、マトモであってもうどんよりそばを選ぶワシもへそがまがっている。だけど、たしかにマトモなうどんは大阪のほうがありつきやすいのはたしか。

空前のさぬきうどんブームの際にはワタクシもやはり喰った。ものの見事にブームが去ったいま、ワタクシもさっさとやめてしまった。ただのミーハーである。

当時、死ぬほど通った東京麺通団。ひさしぶりにいった。

Imgp2504_1 かま玉小。

ウマそうだよね?

Imgp2505 騎上位、じゃなくて生醤油小。

ウマそうです。

やはりブームが去ったのか、お店全体の活気が往時と比べるべくもない。

うどんもこころなしか、往時にくらべて生きが悪い。少々粉っぽくなっているのだ。

だから、といってこのレベルのうどんはなかなか食えるものでもない。

たまに、「どうしてもうどん」な気分のときにはまたこよう。

でもソノ前に神保町の丸香にいってみたいな。

麺通団を出てひさしぶりにゴールデン街へ。

4件だか5件だか回ると朝だった。

2006年6月14日 (水)

愛宕、「立ち喰い」港屋 再び

おしゃれなカフェバーをそのままイヌキで立ち喰いそばに転用、衝撃的なブラックのモダンカルチャーな雰囲気が独特の港屋。初体験から1ヶ月。再び喰ってみる。

Imgp2499 前回、となりのにいちゃんが喰ってた鶏そば。

鶏そばは(温)しか選べない、ということだが(温)でもやはりドンブリにどっさり盛られるそばをつけ汁に浸けて喰うスタイルは同じ。つけ汁が熱い。

甘辛いつゆは(冷)同様なのだが、よりウマみを感じる。つゆの中にはコレまたウマい鶏がごろごろ。

そういわれればそばそのものもちゃんとできてるし、

そばにどかーんと載せられる海苔、ごまといった薬味もそれぞれよく選定されたものだ。

最後につけ汁にそば湯を注ぎ、飲んでみて驚いた。

ウマー!

そば湯がウマいのか出汁がウマいのか、そばを喰ってる間気づかないウマみが物凄い。

大盛りでなくてもどこから手をつけてよいかわからない圧倒的なボリューム。つけ汁だって最初のそばを投入するとあふれるほどなので

どうやって喰ったらいいのかワカラナイ!

場所柄、キレイなOLが海苔やらごまやら撒き散らしながら何個でも無料サービスの生たまごにまみれてこの凶暴な喰いものと格闘する様はサイバーパンクムービーを見ているようだぜ!港屋、スゲー!!

港屋

東京都港区西新橋3-1-10

三田、a la 麓屋のそばセット

学生街らしい喫茶店も洋食屋もない三田は、その代わり、ラーメン屋には事欠かない。そしてもうひとつ。立ち食いそばだ。

Imgp2496 a la 麓屋(あらふもとや)の

昼のそばセト。

本日はソースかつどんセト580。

Imgp2498 そばは本格的な信州そば。

コシ、香りとも申し分ない。

つゆもウマい。

Imgp2497 セトのメシ類は日替わり。揚げ物ははじめてだったがコレまたスゴイ。

ヒレなのにジューシーなカツの揚げもすばらしいが、ソースがこりゃウマい。きっと野菜から自力で作ったんだろう、いやな臭みやしつこさはみじんもない。

実は、フランス料理だかなんだかの名手が、なんの因果か始めた立ち食いそば。

土台、料理に対するセンスも技術も違う。だから、なんでもすごくウマい。

だけど。。

ワタクシにはなにかガツっとこないんだなー。

量だけのハナシか?!

a la 麓屋

港区芝5-26-10

2006年6月10日 (土)

名古屋駅 プラットホームのきしめん

名古屋駅の新幹線ホームのきしめんは特別だ。

名古屋の人が名古屋に帰ったらここでまず1杯喰うらしいし、同じく名古屋の人にきしめんはどこで喰えばよいかと聞くと、まずはコレを喰えという。

昔、上りホームのが下りよりウマい、というウワサもあった。

だけど。

1本のホームにも2箇所、都合4箇所もあるやないけ?!

急遽名古屋へ。

腹減ったので、下りホーム東京よりの店で一杯。

Imgp2469 うまいやん~!

実はこれがはじめてであるわけはない。

2,30回は喰ってるけどこんなにウマいと思ったことはなかった。金曜夕方の名古屋駅。これから下る人、下って名古屋に着いた人。みんなずるずる、つぎからつぎへと活気に満ちてた。

2006年6月 1日 (木)

三田駅前、一心たすけのミニ天丼セット

ゆで太郎とならぶ立ち喰いそばの双璧。

Imgp2411 ミニ天丼セト500!

いつもは天ぷらそば380だが今日はヒドく腹が減ってたのでいっちゃいました。

麺はゆで麺ではありません。5食程度づつ茹で上げてくれます。香り、歯ごたえとも文句なし!

かえしもていねいに採られた昆布出汁がウマいです。

はらっときぬさやを乗っけてくれるのもうれしい。

細く切られたねぎもウマイん。

あ。今日あたりはみんな、ざるそばを注文してましたが、実は冷たくするとちょっと麺の安っぽさがバレます。

えび天は注文後揚げてくれる揚げたて。えびそのものも非常によろしい。揚げもなかなかさくっといってます。天ぷらそばなどの場合は天ぷらが7、8種から選べます。こちらは揚げおきですが、置くといっても5分ほどで消費しちゃうのでほぼ揚げたて。

なによりごはんがおいしいのもうれしい。

これで500えんは無茶苦茶オトクっ!

さて、こんなすばらしい店なんですがきわめて動線計画が悪い。たてに長い店の奥でできあがるのを待って、手前で喰って、最奥の返却口へ。しかもその通路が狭くて、キケン。

それと、オヤジのアタマが悪い(´д`)。

一生懸命働くおばさんたちはほんわかやさしいんだけどなあ。

一心たすけ

東京都港区芝5-23

2006年5月20日 (土)

静岡、くりたの蕎麦

静岡へ、神戸へと移動している間、食えど3、4日更新せず

放って置いたらただでさえ少ないアクセスがさらにうなぎ下がり。

えげつないもんだ(´д`)。

Img_3116_1 静岡駅にほどちかい、伝馬公園向かいの蕎麦屋、くりたの「おせいろ」。

白木つくりのお店、上品な息子の打つ蕎麦を運ぶこれまた上品な母(たぶん)。

こりゃ量少ないな、と踏んで2枚たのんだ。ウマいよ。すごくウマい。

Img_3114 こちらは連れの頼んだ田舎そば。

見るからに正しい田舎そば。

「正確な」コシ。

Img_3115

もうひとりは「ぶっかけ」

「おせいろ」と同じだと思われる蕎麦に天ぷらやら山菜やらのっけて、出汁をぶっかけて喰う。

さて、今月の「pen」は「職人のそば屋へ。」。

副題はこうだっ!!

「こだわり抜いた味を求めて」

(´д`)~

顔からしてこだわってる蕎麦撃ちおっさんがいっぱい載ってるぞー。

ここ「くりた」も正にそんな一軒。

ワタクシが褒めなくてもだれもがウマいと褒めるだろう。

だが残念ながらへそまがりなワタクシは、そのこだわり抜いちゃう姿勢が信用できないんだなぁ。

くりた

静岡市葵区伝馬町12-7
伝馬パークビル1階

2006年5月14日 (日)

岩手 花巻、大畠家のもりそば

岩手でそば、といえばわんこそば。汁椀につぎからつぎへと少量のそばを投げ入れられ、それを100杯とか喰うやつ。実はわんこそばをやってるところは見たことはないけれど、この店がその元祖、といわれてます。予約をすればわんこそばもやってもらえるみたい。

_img_3028 こんな店構え。ちょっとした名店っぽく写ってますがそんなことはありません。

さびれた商店街のはずれの古びた民家。中にはいるといよいよ古びてます。近所のおばさんが5、6人、忙しそうにそばを運びます。

_img_3030 コレです、うまそうでしょ?

ウマいんです!

ワタクシはもりそばを3枚。1枚350えんなので3枚喰っても1050えん。

どういうんだろう、こしが強いわけでない、こしがないわけでももちろんない。どこのそばにも似ていない独特ののどごしがたまらんです。

タレは甘め。東京の名店のようにべらぼうに濃いわけでなく、そば全体をタレに浸して楽しめます。でもそれがまたいいんだわ。薬味はもみじおろしとねぎ。

向こうのおっさんはざる2枚にたまごとじ(あったかいそばにふわふわのたまごが鉢一面)。

ざるもうまそうですがここのそばはやっぱりのどごしに力点が入るので海苔はじゃまだと思うん。あったかいそばも少々やわらかくなりすぎで、つゆはつけダレとはまったく正反対に醤油っけがつよく少々しょっぱいです。

蕎麦湯はもうとろとろ。甘いタレに残るもみじおろしの辛味とベストマッチで、何杯も飲んでしまう。ほんとうにおいしいです。

大畠家

(不定休、そば売り切れで閉店。だいたい2時頃までらしいです)

岩手県花巻市豊沢町5-1

2006年5月 9日 (火)

愛宕、港屋の冷やし肉そば

うおーーーーーーーーー

風邪ひいたぞぉ~ 禿しくひいたぁ

どう禿しいかといえば喰えないくらい禿しい

大珍楼だってその名前も聞きたくないほど禿しく喰えない

連休終盤3日間、自力でくたくたに炊いたうどんだけで生き延びたぞぉ~

おかげで自慢の腹が巨大すいかから大すいかくらいに小さくなった。

ちょっとうれしい(´д`)

で、4日ぶりの外食はコレだ!

Dsc00827 どがーーーーーーーあああん

港屋の冷やし肉そば

しかも大盛り(´д`)

いやあ、来たかった。ずっとずっとコレが喰いたかった。

丼の表面より高く積み上げられたものすごい量のものすごい弾力の糞田舎そばにざくぎりねぎ、ごま、ニクの甘辛煮、刻み海苔がどさっと。

どうやって喰うねん~

ちょっとトッピングをヨコによけ、そばをひとすくい。当然、海苔だのごまだのがテーブルを舞う。

アブラが浮くタレは赤い。

ぐわ~ん 

甘いわぁ

うわ~ん

辛いしぃ

京浜東北線で拾ったポストかなんかの路麺特集で見てから苦節1年。毎日のように店の前は通るのになぜか未体験だった。11時50分というのにすでに列ができていた。目の前の信号待ちの間に列はみるみる延びる。店に入っても奥までの列。そばを受け取る直前にはねこ顔のキレイなおねえさんが食器を洗う中性洗剤の泡の洗礼を受ける。ほほえみを絶えさないにいちゃんがひとり、蕎麦をゆで、手で盛り、どかんどかんとトッピング。テーブルの上には無料のねぎと揚げカスとなまたまごがどっさり。

甘くて辛いタレはあんまり複雑なうまみはない。きっと甘めのタレにどぼどぼラー油くらいを注いだだけだろう。あえていうとカト基地に似ている麺もごくありきたりな人工的な弾力だけでそんなウマいとは思わない。だから850という値段も量だけを考えれば納得いくかもしれぬが、立ち食いそば、としてはあたりまえだが高すぎてワタクシにはキツい。

だけどこの凶暴さは作務衣系の撃つ枯れた味こそヨシとするそばの概念を打ち砕くパワーを秘めてるぜ!

せっかくちぢんだ胃がまたふたまわり大きくなった。

こんどは隣のにいちゃんが喰ってた鶏そば喰ってみよっと。

港屋

東京都港区西新橋3-1-10

恰幅のよい彼も喰ってます

恰幅の良い彼のblog

2006年4月26日 (水)

山形、そば 久司

山形にはものすごい数の蕎麦屋があるって。

でも蕎麦好き、ってなんかやなんだなぁ。

けっこういい会社脱サラして新橋あたりで作務衣着て薀蓄タレ流しながら打ってる姿がどうしても目に浮かぶ。

蕎麦を打って心を打ちたいんですよ、とかヌカしやがって。

麺の太さがバラバラなのだけがとりえのドコでもありそうな田舎蕎麦撃ちやがって。

いや、ビジネスに身も心もぼろぼろにされる前に、やはり人間、やりたいことをやらないと。とか。。

そんなもん、ちゃんとサラリーマン勤め上げたホウがスゴいよ。

そして、そもそもワタクシはゆで太郎が好き♪

だけど、気にはなる。仙台からクルマを飛ばし、山形についたのが午後8時。書店で蕎麦屋マップを立ち読んだ。

がーーーーーーーーーん

どこもかしこも4時とか5時、遅い店でも7時におしまい。

盛り場はやってるだろう、と駅前の悲しい飲み屋街を歩くと蕎麦屋あった。

客、入ってないよー。

で、もうしばらく歩いてポン引きのおっさんにうまい蕎麦屋ない?と聞いたらさっきの店を教えてくれた。

あれしかないんだ。

期待が高まらない。

ところが。

Dsc00773 ウマー

名物は板そば、山形では田舎蕎麦も更科も藪も喰える、という知識は今日知った。

ここのは名物系ではないだろう。

だけど、すばらしい蕎麦の香り、きっちり締まった歯ごたえ、ほんのり甘いけれどキレるタレ。ああウマい。

久司

山形県山形市香澄町1-6-10
佐五郎ビルBF1

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