無料ブログはココログ

2006年9月29日 (金)

新宿、北京料理、随園別館ふたたび

ニク、ニク、ニクを暗号に第1次二丁目全面ニク戦争に突入したが
あえなく1軒目の生ニクで胃ははちきれんばかりだ。
散歩続行は不可能な状態。
しかし、リードを捌くご主人様は烈しく食う、飲むに加えて優柔不断でもいらっしゃる。
もうダメだな、と5秒前に言ってたかと思うと
足が新宿通りを目指してるやないけええええええええええええ。
散歩の目的はそもそも新宿通りだったはずだ。
随園別館の水餃子ははたしてまぢで味が落ちたのか」というものだった。

しかし、数組の客はいるものの、新宿通り、随園別館の照明は落とされていた。

す、水餃子だけっ、

じゅっ、10分で食いますからああー
いいよぅいいよぅ、OK-OK-
オーナーの張本氏はにこやかに迎え入れてくれる。

Imgp3322_1 またでたあ
もっちもち、ぶるんの水餃子
オレはやっぱりウマい思う
たしかにウマい水餃子のコードからはずれてはいる。
ぷりん、じゃなくてぶるん、だからな。
だけどそれがまたディスティンクティブなウマさ。
味が落ちた、なんてことはきっとないと思う。
もし、コレが落ちた後、なら前、はどんなんやってんんんん~

Imgp3318 あのー
羊串とかっていただいてよろしいか?
いいよぅいいよぅ、OK-OK-何本何本?
これがまた、まったく臭みのない、しかも肉厚の羊が
絶妙のスパイスで出される。
すばらしい。

Imgp3321 あのー
イタメモンもおお
空心菜ー
発注後、やはり2分ででてきたコレはこりゃまた
見ただけでイッてまいそうなブツ。
芯はしゃきしゃき、葉はまたーりと。
こりゃまた最高だわん。

さすがにニク、ニク、ニク大作戦は口にアブラがべっとりとへばりつく。
2丁目のバーに移動、ウオッカなどでうがいをして、今夜もへろへろ桜木町行き終電に乗る。

新宿、「出世料理」新宿赤提灯

犬の散歩である。
生ニクなど放り込まれたらむしゃぶりつくのは当然だ。

そしてアリーマは生ニクを放り込みに新宿2丁目に散歩に連れ出したのだ。
2丁目もここまで深く掘るとオカマどころか常人の通行も少ない。
そんなひっそりとした通りにあるこの店。
壁にはいくつか店を訪れた著名人の写真が飾られる。
岡田真澄、宍戸錠。
いずれも精力絶倫な感じ。
小渕恵三は例外だな(´平成`)

Imgp3307 メニューに

仲足龍造栄養研究所とか描いてあるのは
ホンキか冗談かまったく理解できない。

Imgp3306
そんな中から
生もつ盛り合わせ。

・・・・・・・・・ぴかぴかしてる(´д`)

舌の上でとろっと溶けるヤツ、コリコリとした歯ざわりが永遠に続くヤツ。。
胡麻油が回されてるから、わざわざ味噌ダレを使わなくてもそのままニクの味を堪能する手もある。
スゲーです。

Imgp3303 煮込み。
まったく透明なスープに浸ってこれまた透明なスジが。
コレまたごっついウマい。ニクの出汁がスープに出し切られてる。
数分おいておくと煮凍りができる、そんなこってりさ。
すばらちい。

Imgp3309 生モツ中、一番人気だったチレ。
メニュー札にチレ玉、

っちゅうのがある。
食わない手はないな。

Imgp3312 たまごかきかきして

ずるっと食ったら
もう痛風でもなんでも来い、ええ、ええ、死にますよ、死にます

となりのリーマングループが食ってる焼き物もウマそうだ。
ここの「焼き」はいわゆる「焼肉」ではない。
塩、またはタレで炒められる。
たとえばレバーなど素材によってはニラと一緒に炒められ、
それは自動的にいわゆる「レバニラ」となってでてくる。
Imgp3314 ホルモン焼き(タレ)
うわあああああああああああん
ウマいよー

今日の散歩の本来の目的はココではなかった。
次に回るべき店がある。
Imgp3315 しかし、あまりに字面がウマそうで後先考えられぬうう

大きな声で
ガツ葱和え550えん~~と合唱コールをかけてもうた。
ガツがウマいのはもはや当たり前
しかしこの葱。しゃきしゃきでしかもタレまでもちろんすごい。

決して狭くはない店は30人ほど入れるだろうか。
満席の客に対してカウンターの中の2代目オーナー一人で
ニクを捌き、焼き、盛り付けて出す。
その顔たるやまるでカミかホトケのやうである。
ああ
すばらしい。

出世料理 新宿赤提灯

東京都新宿区新宿1丁目18-10

2006年9月22日 (金)

新宿、北京料理、随園別館

いやあ、驚いた。

しかも2丁目の新宿通りに面して装飾過剰なこの店がある。

一歩入ればそこは中国。。

貧乏な風情のカップルどものテーブルには北京ダック、そしてフカヒレの姿煮。。

もしかしてそんなもんが1000えんとかで喰えるのかっ?!と期待を膨らませてメニューを開けると6000えん(´д`)

べらぼうに高いわけじゃないんだろうけどワシの普段メシにはまあ、絶対無理。

しかし、メニューに喰い付いて5分。

だんだんと見えてきたっ!

●前菜がズバ抜けてうまそう(´д`)

●モツが充実、そしてヤスっ!

●ブタが売り

●点心も期待できそう、しかもヤスっ!

Imgp3201 鶏手羽の醤油煮

あのおおおおおおおおおおお

ウマすぎるんですけどおおおおお

まるっきり本場、そのままのお味。複雑かつコク深い。すばらしい。

Imgp3203 ぐわあああああああああああああああ

みただけで倒れるこのお姿

喰ったらホンマに倒れた。

粗練でものすごい弾力の皮、高級ハンバーグかとも思う餡。

こんなにウマい水餃子は中国でも食ったことがないぐらいだっ!

Imgp3207 ブタガッツの北京風炒め

あのなあ~

バカにしとるんか、と思うほどだ。

モツから染み出すウマみと複雑怪奇な調味料を非常に高度な炒め技術でえええええ。

発注後2分の早業でこの料理が出る。

ウマい中華は炒めもんが早い。

まさにその典型。

Imgp3210 ブタバラと高菜の花巻はさみ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

う、う、ま、い、です

最高!

Imgp3214 同席者からそろそろ悲鳴が上がるが〆なきゃいかんのだ。

牛バラの辛味そば

もちろん賛否はあるだろう。麺がボソってるのだ。

しかしやな、

ワシは大好きだよ!

これもまた本場感を盛り上げてくれるのだ。

しかもボソってるおかげでスープがよく染みる。

しかもしかもそのボリューム。普通の3倍くらいの麺と牛。

セレクトを慎重におこなった結果、ゲロ酔いするまで飲んで喰ってひとり4000えん!

すばらしい。

コレはヨコハマのアイツとかコイツとかに東京自慢ができるぞおおおおお

っとググッたら、、

あ、アリーマ喰いまくっとるううううううううううう(><!

北京料理随園別館

新宿区新宿2-7-4

2006年7月28日 (金)

新宿二丁目、大勝軒のつけそば

池袋の名店、大勝軒。「新宿御苑店」ができたのはそんな古い話しじゃないと思う。

Imgp2764 つけそば。

ウマい、ウマいよ~。

大勝軒の名前は知ってたけど、喰ったのははじめて。最近都内いたるところにできてるウマめのつけ麺屋の源流はココだったのかああ。

ほんのり甘い出汁はコク深い。濃くもなく薄くもなく絶妙。

麺はつるつる、もちもち。

さて、新宿御苑店、とはいうものの場所は「二丁目」。

午後4時という中途半端な時間帯にも係わらず、カウンターでは何人もにいちゃんがずるずるやってる。よく見たら、全員ジーンズに髭面。。

こいつらいったい何しとんねん、と周りのみんなが周りのみんなにそう思ってるんだろう。

そしてよく考えたらワシもジーンズに髭面。

うう。

ちょっと調べるとワタシも知ってたあの有名な東池袋のは「山岸大勝軒」=(東池袋系)といって、もともとの「中野・代々木上原系」からの暖簾分けだそうだ。そっからさらに暖簾分けもいっぱいあったり、はたまたさらにぜんぜん別系統もあってめっちゃ複雑らしい。

この御苑店は「東池袋系」だそうだ。

東池袋大勝軒 新宿御苑店

なぜかHPには載ってない。。更新しとらんのか?

東京都新宿区新宿2丁目15、靖国通り新宿1北交差点を南にすぐ、右側

2006年7月 5日 (水)

新宿、アカシア

いまから25年も前のお話、ゴールデン街をヌケたあたりのプロダクションに毎日通ってたワタクシはロールキャベツを何度か喰った。

単に安かったから。ロールキャベツとライスで330えんだったと思う。ウマいとは思わなかった。逆にマズい、と思ってた。他のあらゆるメニューは試したことがない。他のメニューはロールキャベツに比較するとべらぼうに高かった。

一昨年羽田空港に出店、何度か前は通って知ってはいたが、あまりに明るいつくりで入ったことはない。で、25年ぶりの新宿アカシア。

Imgp2594 ハンバーグ。

ほくっとした歯ざわり、濃厚なドミ。

むこうに隠れるくたくたのサラスパ。

Imgp2599 ほたてコロッケ

クリイミイなクリーム(当たり前だなっ)、

さっくりした揚げ。

Imgp2601 ポークシチュー(小)

マズー!

ロールキャベツのクリームシチューと同じシチューがやっぱりマズい。

昔は「ロールキャベツのアカシア」って書いてあったくらいだからこのクリームシチューが看板なのになんかヘンなニオイがするっ。よく煮込まれたポークはとってもおいしいのに。

25年前の悲しい過去がきゅーげきに蘇ってきたあ~。

Imgp2604 オムライス。

見た目は冷凍っぽいぞ、と思いきやクチにいれるとふくっとしたたまご。これまたふくふくとしたライス。ウマいですっ!

とても幸せな気分になれる大衆洋食。店内は25年前とまったく変わっていないと思う。でも、ぴかぴかに磨き上げられた上質な家具が老舗を物語る。

クリームシチューだって好きなひとはきっと大好きなんだと思う。

ワタクシはコレだけはやっぱりダメだけど。

クリームシチュー以外はとてもおいしいです。

アカシア

東京都新宿区新宿3-22-10

2006年6月22日 (木)

新宿、紀伊国屋地下、和風レストラン加穂音のジャーマンスパ

アカシアが今日まで改装工事で閉まっていたので以前から気になっていた加穂音(カポネ)のスパ。ここもモンスナック同様古い。

銘酒を並べて、ちょっと今風のレストランバーっぽくなってるが中身はむかしのまま。

和食なんかはけっこうウマかった記憶もある。

昔、失恋レストランというアホみたいな歌が流行したが、ここは今は貴重な喫煙レストラン。近所のデパガがたばこ吸うついでに定食を食ってる。気づけば数人の客はぜんぶデパガだ。

Imgp2522 茹で疲れて縮れた細めの焼きスパにハンバーグ、温玉に見えるけどコチコチのゆでたまごの背中。それにくたくたのマカサラがつく。

ドミはけっこうウマい。

和食レストラン、なのに洋食だって出しちゃうところが古きよき新宿。

おいしい、はずはないけどこんなのを喰いたい気分の日もあります。

2006年6月18日 (日)

新宿、東京麺通団のうどん

関西人なんだからうどん派だよね、と差別的発言を繰り返しうけてきた40数年。残念ながらワタクシ、うどん派ではない。まあ、ものの見事になんでも笑って喰える(Rアリーマ)のでうどんだって喰うには喰うが、どちらかといえばそばだ。

東京にはマトモなうどん屋がないんだよね、と逆差別する関西人も見苦しいが、マトモであってもうどんよりそばを選ぶワシもへそがまがっている。だけど、たしかにマトモなうどんは大阪のほうがありつきやすいのはたしか。

空前のさぬきうどんブームの際にはワタクシもやはり喰った。ものの見事にブームが去ったいま、ワタクシもさっさとやめてしまった。ただのミーハーである。

当時、死ぬほど通った東京麺通団。ひさしぶりにいった。

Imgp2504_1 かま玉小。

ウマそうだよね?

Imgp2505 騎上位、じゃなくて生醤油小。

ウマそうです。

やはりブームが去ったのか、お店全体の活気が往時と比べるべくもない。

うどんもこころなしか、往時にくらべて生きが悪い。少々粉っぽくなっているのだ。

だから、といってこのレベルのうどんはなかなか食えるものでもない。

たまに、「どうしてもうどん」な気分のときにはまたこよう。

でもソノ前に神保町の丸香にいってみたいな。

麺通団を出てひさしぶりにゴールデン街へ。

4件だか5件だか回ると朝だった。

2006年5月16日 (火)

新宿、紀伊国屋地下、モンスナックのカツカレー

はじめてコレを喰った30年近くむかし、なにかの間違いではないかと思ったものだ。札幌発、スープカレーなんていわれるずっとずっと昔のしゃぶしゃぶの汁。

他の立ち喰いカレーが100円台だったころここは300円くらいとっていたと思う。しまった、と思った。だけど喰い終わるころには強烈にコレでないとダメになりそう感に襲われる。

Dsc00847 モンスナックのカツカレー(大)

しゃぶしゃぶの汁が皿から溢れそうです!

なつかしいお××こ型のごはんがまるで雲海に浮かぶ富士のように屹立!!

じゃがいもみたいに見えるのはニクのアブラ。野菜なんかとっくのむかしに溶けちゃってます。

紀伊国屋新宿本店、いまもふるめかしい雰囲気の地下、当時はもっと古めかしくて、それがいったこともない外国のように感じられてステキだった。この店も全席立ち席、メニューはポークカレー1手しかなかったように記憶している。当時は列をつくって並んで喰ったものだが今はずいぶんと空いている。喰うほうはありがたいけれどずいぶん売上げも減っちゃったかなあ。

当時はもちろんインターネットもないし、ダレがどこでなにを食ってるかまるっきりわからん時代。だけど後になって実にさまざまな人たちがここのカレーにやられていたことを知る。本を選びながらさっと喰うには最適だから、という理由もあるだろうが、やはり他とは違うパワーがそうさせているんだと思う。いろんな文学作品の主人公がやはりここでカツカレーの大を喰わなければならぬとばかり喰うシーンに出くわすことも多い。

モンスナック

東京都新宿区新宿3-17-7紀ノ国屋ビル地下1階

最近のトラックバック

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31