シンガポールのチャイナタウン、揚州飯店
シンガポールのチャイナタウン、スミスアベニューの両側には魅力的な店が並ぶ。飛び込んだ小さな店の奥から走り出してきたのは恰幅のよい小学生男子。。
あ、あやしい。。。
し、しまった。。
英語と中国語とどっち?英語ならボクが聞くよ。おかあさんもおねいさんも英語できないんだ。海老が喰いたい?鶏?なんでもウマいよ。あ、サカナ?竹蒸しがいい?あ、今日はこの魚ないんだ。コレに似てるんだったらイエローフィッシュの甘酢がいいよ。え?蒸したほがいい?うん、わかったおとうさんに聞いてみる。おとうさーーーん、イエローフィッシュって蒸せる?あ、できるって。あとなに?なに?なになに?
結局、パパ、ママ、ねえさん、ボクの4人で店をやってる。ボクは、早口でワタクシの注文を聞いてしまうとさっさとまかない喰いながらネットで遊んでる。くだらん喰いもんブログでもやってるのかっ?
早い時間なので、客はいない。いや、遅くなってもこの店には客はダレ一人こないんじゃないか??なんてったってパパ、ママ、ねえさん、ボクの4人でやってるパパママレストランだ。。。
きゅうりとピーナツ
きゅうりは醤油のようなものに浸ってる。ピーナツはタレで煮てあるようだ。
これを交互に喰いながらタイガービールを呷る。
すると。
●●ーっ!!!!!!!!!!!!!!!
こんななんでもないもんがなぜこんなにウマいのだ??
ちびちびやってると地元の中国人の婆さんとか
妖しいおっさんがめっちゃきれいな若い愛人をつれて入ってきた。
ここはやはり、アタリなのか?
これわあああああああああああああああ嗚呼
大当たりだあああああああああああああああああああああああああああああああああ
ウマイ、ウマイ、箸がとまらねえええええええええええ
しっかりとした歯ごたえ、具の芯まで染みるウマみ。。
こんなウマーなもんがあってホンマにええんか?
●●ー!
じゅうじゅうなんだけどきくらげのこりっこり、たまねぎ、たけのこなど野菜のしゃきっしゃきが最後まで残る。
いったいどんな調理を施してあるのだ?
こ、コレまたっ!
●●ー!
あいた口が塞がらねええええ
恐るべし、シンガポールのチャイナタウン。
ちなみに、この量、このクオリティーで昨夜のボートキーの観光屋台の半額。
店を出たらいい夕飯時。どの店も観光客でたいそう賑わってるが、
この小さな店は結局、婆さんと愛人しか入ってこなかった。
ほんとうにすばらしい店だった。
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