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2006年9月19日 (火)

神戸三宮、センタープラザ東館 長田本庄軒

神戸の長田区は先般の震災で最も被害のでかかった下町エリア。

このエリアのお好み焼き屋はお好み焼き、やきそば、おでん、それにメシの4アイテムを自由自在にっちゅうかデタラメに組み合わせて、っちゅうか客が無茶苦茶ゆうて提供するというスゴイことになっていた。
たとえばおでんのじゃがいもをぶっ壊してお好み焼きに入れる。
メシとやきそばをぐちゃぐちゃにした「そばメシ」はすでに全国に広がった。
震災後の今もそんなちっちゃい店いっぱいあるんかなあ?

そんな長田を銘打つ長田本庄軒。ここは玉子ぼっかけモダン、を専門とするやきそば屋。
ぼっかけ、とはおでんの「すじこん」=牛筋とこんにゃくである。

Img_5957 玉子ぼっかけモダン(並)
まずはやきそばを作り、
なんとボールに溶いた玉子の海に絡めた後、クレープ状のお好みの皮にのっけて出す。

甘いオリバーソースがぶっとい多加水麺にぴったりでまあ、ウマい。
甘めがいやな人はソースの辛さが自由に選べるシステム。

Img_5960 コレが店構え。
ここは「センタープラザ」、東となりには「サンプラザ」
両ビル並べてほぼJR三宮から元町まで1駅近くある細長い地下に飲食店がひしめく。
中には行列店もあり、ここ本庄軒もそのうちのひとつ。

でも、なにかがオカシイ。。
ぜんぜん列が減らないのだ。アタマに来て覗き込むと客の食い方がダダ遅い!
死んだ魚みたいな目のバカモノカップルがそば一本づつ喰っとる(><!
あっちのオンナは一本喰うごとに皿を箸でキレイにちゃっちゃやっとる(><!
アツアツを箸を使わず鉄板からダイレクトに、コテを使ってはふはふ喰うんが関西人の唯一の誇りではなかったんか(><?!

よくよく見ると店員の動きも緩慢かつ機転がきかない。
ぞうきんを使っての鉄板の整備は不潔ですらある。
それでも客が食うよりは早く焼けちゃうので並んでる客のやきそばやモダン焼きが鉄板の上でダブついてしまう。。
嗚呼。

長田本庄軒

HPみてびっくり、業者系(´д`)

のれんのステキなアナクロさ加減も確信犯かぁ~(´д`)

神戸市中央区三宮町1丁目9-1 センタープラザ東館B1

しかも全国のスーパーにあるみたい(´д`)

2006年9月 6日 (水)

神戸三宮、コスモポリタンのボルシチ

元町駅と神戸駅の間が元町商店街なら、現在の神戸の商業集積、三宮駅と元町駅の間が「センター街」。

センター街もやはりどことなく神戸ならではの気品が少しは残るが、そのすぐ南側の一角にあるコスモポリタン製菓の本店はほんとうに東欧の街角のカフェの風情でステキだった。酒飲みの性でチョコを食ったことはほとんどないけれどここでコーヒー飲んだり、それからそれからごっついウマいボルシチをよく喰った。

ボルシチ食おうとひさしぶりに訪れたコスモポリタン。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

潰れてる。。

Img_5825 張り紙。

破産した、とかじゃなくて

もうすぐ80年を迎える8月をもって、「やめます」って。写真ヘタなんで拡大しても読めません(´д`)。

Img_5826 看板の跡。

コスモポリタンのロゴの下に、

Valentine F Morozoffの名前が入る。

そう、実はこっちがモロゾフの本家。モロゾフ製菓に自分の名前をもってかれて、本家はこっちを新たに創業した。

2月14日にチョコを贈るようになったのはここの2代目ご主人がバレンタインさんだから、ということは神戸の年寄りはみんな知ってる。

あーん悲しいいい~

ありし日のコスモポリタンの姿がまだHP上に残ってます。

コスモポリタンとモロゾフの話

おなじブロッグのバレンタインデーの話

2006年9月 2日 (土)

神戸南京町、群愛飯店

Img_5812 横浜中華街とは比べるべくもないほど小さいが神戸にも南京町、と呼ばれる中華街がある。南京町の名店、群愛飯店。

以前はよく食ったものですが、なんだかちょっと横柄な態度とちょっと高い価格帯につき、20年ほど喰ってなかった。

Img_5832 苦瓜と牛肉の炒め

豆鼓ソースでウマい具合にコクが出たーっ!

ウマーっ!箸、止まりません。。

Img_5834 コレでこの夏はホンマに最後か?

エビ、冬瓜、春雨の煮込み

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

Img_5837 昔からココのチャーハン、好きでした。

パラッパラ、コク深く、そして軽いコメ。

ウマいです。

時代の流れか、食わしてやってる、ってな横柄だった店員の態度はみじんもなく、明るく、親切丁寧。あいかわらず少々高めの値段も一品一品のボリュームを考えると、さほどでもない。

とてもいいお店になってます。

神戸で喰いたい店がまた、増えてもうた~

群愛飯店南京町店

神戸市中央区元町通2-4-3

このほか、神戸市内に「本店」や大丸百貨店内などいくつか店があります。

ぜんぶ同じ系列かどうかは不明。

神戸元町、老祥紀の豚饅

Img_5819 神戸元町は横浜同様、ステキな老舗が軒を並べるが、残念ながら三宮周辺に繁華街が移ってしまって少々うらびれている。しかも元町駅から神戸駅にに向かって西へ歩けば歩くほど寂れる。で、かなり神戸駅も近づいた頃現れるのがココ、老祥紀。スグ近くの南京町と呼ばれる神戸の中華街のどまん中にある、老祥記、とは最後の字が違う。味はどうなのかは知らない。老祥記の方はおよそオレが物心ついてから、ずっと行列してるので喰ったことがないのだ。

だけど、老祥紀のほうはいつも

客がいない。。

Img_5821 豚饅3こ210えん

清潔なテーブルでお茶まで出してもらってまったり喰って210えんっ!

それよりなによりこの皮、あの餡!

餡はしっかりした豚肉と葱。これがまたしっかりとしたタレで煮込まれる。

これまたまぢでウマいっす。

老祥紀

神戸市中央区元町通5-4-16

神戸元町、赤萬の餃子

Img_5829 赤萬・・・・・・・・・・・

なんという

店の名前だ。。。。。。。。。。

Img_5803 ぎょうざが焼きあがるまで、ビールを呷りながら

テーブルの上のしょうゆ、ス、ラー油、そして合わせ味噌を練り練りする。

納得いくまで微妙に調整しよう!

Img_5805 キター

パリッパリの焼き面、ふくふく、ぷりぷりの反対皮、そしてまったりジューシィな餡。。

30数年喰ってますが、ここよりウマい焼き餃子をワタクシは知りません。

ウマー!

赤萬

神戸市中央区元町通1-11-10

そのほか、JR高架北側サンセット通り三宮近くにもあります。

2006年8月18日 (金)

西宮北口駅、今津線ホームの喫茶ミモザ

むかし、神戸線と宝塚へ向かう今津線はここで複線同士で平面交差していて、その4角の駅構内に小さな公園があった。

そこに宝塚音楽学校の生徒なんかがいっぱいいて、なんともほのぼのとした光景を繰り広げていた。ああ、甘酸っぺえ~!

それもいつのころか今津線がここで南北に切断、公園もなくなり、公園の中にあったこの小さな喫茶店もホーム上に移動した。

Imgp2891 みっくちゅじゅーちゅ

ああ、甘酸っぺえ~!

やすくて、

ウマイよ

Imgp2893 たまごサンド

ああ、甘酸っぺえ~!

すっぱめのたまごがウマい。パンはきっととなりの宝塚ホテルのパン屋からとりよせたもの。さっくり、焼かれてる。

30年ぶり。なつかしい味。

2006年8月15日 (火)

【豚足編】神戸元町、丸玉食堂再びっ!【豚足編】

相変わらずワタクシにとってベストレストランのひとつである丸玉。

今回は豚足で再登場!

Imgp2932 (´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)(´д`)

理想の豚足ここにあり。

Imgp2933 抜群の

野菜炒め

Imgp2935 てりてり、

むっちむち、

つるんつるんの餃子も外せませんねっ!

ウマすぎるよおおおおおおおおおおおお

2006年7月12日 (水)

神戸元町、順徳の広東料理

神戸にも、規模は横浜に比べるべきもないが南京町と呼ばれる中華街がある。でも、神戸ではここではなく、少し山側へJRの線路を越えたあたりにウマい店が多く点在している。そんな神戸の中華、その中でもダントツにお気に入りがここ、順徳。開業してまだ20年も経たない新しいお店。

Img_4357 ミル貝の葱油和え

上には見ごとな白髪ねぎがどっさり。

パクチーはもうちょっと欲しい(´д`)。

Img_4359 ねぎをかきわけると

下からミル貝がっ。

こりっこり。そしてしゃきしゃきの白髪ねぎとの食感はすばらしい。チョイスから外せません。

Img_4361 魚介三種炒め

オーソドックスな料理だけどここのほどウマいのはまだ出会っていない。

きれいな球形に揚げられたじゃがいもの巣を目の前で割ってくれるの。

すこし焦げ目のついた魚介と葱がミソ。香りにめりはりが付きます。

サイコーにウマいです。外せません。

Img_4367 外せないものが続きますが春巻きもサイコー。

外せません。。

ぱりっぱりの皮もすばらしいが、中身がもっとすばらしい。

ごぼうやたけのこといった根菜に海老が絡む。餡かけていないのでその素材の食感そのものが楽しめるん。

ところがっ!

Img_4371 ここでは焼きそば、焼き飯も外せないっ!

かりっかりに揚がった麺のエッジ、でも中に進むとコシのある、ほどよい麺が。もちろん海老、いか、豚、それにチンゲンサイなどが入った餡も最高。

Img_4377 チャーハン。

米ひとつひとつに油が回り、しかも全体はパラッと仕上がる。具のチャーシューがこれまたウマウマなのでとてもよいアクセントに。

横浜、大チン楼別館と同じ広東だということで比べてしまうと、メニュー構成、味ともに少し日本人の好みに寄った構成。でもマーケットの規模を考えるとそれはしかたない。

でもそんなハンディーがあったとしても、それを越える技術とサービスを怠らないお店。

でたらめな順に単品を頼んでも、きちんと厨房とホールがこっそり連携、その内容を把握して、最高のタイミングで出してくれる。オーナーの奥さんが仕切るホールのウエイトレスも大チン楼同様、きちんとしたチャイナドレスで、必要充分なサービスを振舞ってくれる。

ここも、最高のレストランだ。

順徳

神戸市中央区北長狭通3-4-7

2006年5月22日 (月)

神戸、元町高架下 丸玉食堂の台湾料理

神戸で育ったワタクシのカラダの半分はここ、丸玉でできている。

Img_3214 まず、腸詰。この店では「ハム」と呼びます。

ウマイよー。こんなウマイもん滅多ないよー。コレだけでビール(大)2本楽しめます。

Img_3220 あばらの煮込み。

ウマイよー。薄い薄い味付けだから

しっかりニクの旨みがウマいん。

Img_3212 青野菜炒め。ここでは「野菜炒め」と呼びます。

葉の種類はなんだっけ。いつも同じ葉です。しゃきしゃきです。今回は1皿だけにしたけど2皿くらいいけちゃいます。

Img_3219 じゃーん

餃子。ぷるっとした皮、さくさくの餡。ほんとにうまいのー。

ここらですでにビール4本(´д`)。

Img_3221 続いて春巻き!ここに来たらこれも外せない一品。

他のどの店ともまったく違う独特の食感とコクのある餡。

さらにビールが進みます!

Img_3224 やきそば!!

平打ち麺にさっきの青野菜がよく合います。

ワタクシの父は死ぬ直前にここのこれが喰いたい、と叫んで2皿食い尽した、合掌。

Img_3226 なんぼなんでもおなか一杯だけど〆なきゃいけないんです!

これまた名物、老麺。やきそばと同じ平打ち麺に青野菜、もやしなどがたまごとともに餡でとじてある。ホンマにホンマにウマいんです。

Img_3230 もう胃の底抜けてます(´底`)。

炒飯もはずせないいー!

よくできた中華、ではなくてまったく雑な台湾料理だけどすばやい調理で素材のウマさが断然生きてる。10年ほど前からムスコさんも鍋を振る。最初はやっぱりオヤジさんでないとダメだったけど今はもうオヤジさんの味を完全に習得してます。忙しくなると今もオヤジさんとふたりならんで豪快に鍋振り合戦を披露してくれます。絶対のオススメ、ぜひ!

丸玉食堂

JR元町駅からJR高架下を東へ約100m。元町駅構内にも同じ名前の「丸玉食堂」がありますがこちらは喰ったことがありません。

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